4月文楽公演配役「徳兵衛を勤めます」
春真っ盛りの4月文楽公演
今年は何と言っても
英太夫改め六代
豊竹呂大夫の
襲名御披露が話題の中心。

昼の部はまずお目出度く
寿柱立万歳で
幕開け。

「ヤンラめでたやなぁ、
鶴は千年の名鳥なり。
亀は万年の御寿命保つ・・・」
と三河万歳の太夫、才蔵が
目出度く舞い納めます。

続いては三代名作の一つ
「菅原伝授手習鑑」より
「佐太村」の段を。

図らずも
菅相丞が流罪となる
騒動の誘因となった桜丸。
父親白太夫の古希の祝いの席に
突然巻き起こった悲劇に
翻弄される
親子、兄弟、夫婦の嘆き。
悲運の桜丸を簑助師匠が
勤めます。

続くはお待ちかねの
「六代呂大夫襲名披露口上」。
口上としては八年ぶり。

床の口上となると
平成13年の
寛治師以来となります。

呂大夫は
英兄さんの祖父
十代目若大夫師匠の前名。

大名跡への礎ともなる
今回の襲名御披露。
どうぞ皆様ご声援を。

その襲名披露狂言が
お馴染み
「寺子屋」の段。
今回は奥を
咲太夫さんが語り
呂大夫襲名に華を添える
という形になります。

夜の部はまず
「楠昔噺」を。
太平記に描かれた南北朝の戦い。
その大将楠(楠木)正成と
宇都宮公綱の物語。

時代物ながら
外題にもある通り
昔噺から抜け出たような
仲睦まじい老夫婦の
微笑ましい
言い争いから
お芝居が始まります。

前回上演の
平成17年は
徳太夫先代玉男、
小仙文雀のお二人。
12年ぶりとなる今回は
それぞれの筆頭弟子
二代玉男、和生が
師匠譲りの舞台を
勤めます。

夜の部もう一本は
今や現代の「独参湯」、
「曾根崎心中」を。

2月東京に続いての
上演となりますが、
今回は
玉男さんに代わり
私が徳兵衛を勤めます。

これが私にとっては
二度目のチャレンジ。
前回はただもう無我夢中で
舞台に立つのが精一杯。
あの時の経験を教訓とし
勘十郎さんの胸を借りて
実のある舞台を目指します。

香り立つ卯月の空に相応しく
華やかな襲名を寿ぐ4月公演。
皆様どうぞお楽しみに。

豊松清十郎

にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へ 豊松清十郎にご声援を!

テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2017/01/27 11:32] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
4月文楽公演「配役」
皆様お待ちかね
六代豊竹呂大夫の
襲名披露ともなる
4月公演の配役が
発表となりました。


□4月文楽公演

4月8日(土)~4月30日(日)
*但し19日(水)は休演日です


【第一部】11時開演(15時30分終演予定)

「寿柱立万歳(ことぶきはしらだてまんざい)」
竹本三輪太夫、鶴澤清馗
竹本津國太夫、豊澤龍爾
竹本南都太夫、野澤錦吾
竹本小住太夫(前半)豊竹咲寿太夫(後半)、鶴澤清允
竹本文字栄太夫、竹澤團吾

[人形役割]
太夫・桐竹紋臣
才蔵・吉田清五郎

「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」
茶筅酒の段
豊竹芳穂太夫、竹澤宗助

喧嘩の段
豊竹咲寿太夫(前半)竹本小住太夫(後半)、鶴澤清丈

訴訟の段
豊竹靖太夫、野澤錦糸

桜丸切腹の段
竹本文字久太夫、鶴澤藤蔵

豊竹英太夫改め六代豊竹呂大夫
「襲名披露口上」

寺入りの段
豊竹呂勢太夫、鶴澤清治

襲名披露狂言
寺子屋の段
前・英太夫改め六代豊竹呂大夫、鶴澤清介
切・豊竹咲太夫、鶴澤燕三
[人形役割]
親白太夫・吉田玉也
百姓十作・吉田勘市
女房八重・吉田簑二郎
女房春・吉田一輔
女房千代・桐竹勘十郎
松王丸・吉田玉男
梅王丸・吉田幸助
桜丸・吉田簑助
菅秀才・吉田和馬(前半)吉田簑之(後半)
よだれくり・吉田玉翔
女房戸浪・桐竹勘壽
一子小太郎・吉田簑太郎
下男三助・吉田玉路
武部源蔵・吉田和生
春藤玄蕃・吉田文司
御台所・吉田簑紫郎


【第二部】16時開演(20時20分終演予定)
楠昔噺(くすのきむかしばなし)
碪拍子の段
豊竹咲甫太夫、鶴澤清友

徳太夫住家の段
中・豊竹始太夫、野澤喜一朗
奥・竹本千歳太夫、豊澤富助

[人形役割]
祖父徳太夫・吉田玉男
祖母小仙・吉田和生
芝刈男・桐竹勘介
芝刈男・吉田簑之
麦刈男・吉田玉峻(前半)吉田玉延(後半)
団子売・吉田簑一郎
落武者・吉田玉勢
女房おとわ・吉田文昇
伜千太郎・桐竹勘次郎
宇都宮公綱・吉田玉志
妻照葉・吉田勘彌
娘みどり・吉田玉彦
楠正成・吉田玉佳
注進・吉田文哉

「曾根崎心中」
生玉社前の段
豊竹睦太夫、鶴澤清志郎

天満屋の段
竹本津駒太夫、竹澤團七

天神森の段
お初・豊竹呂勢太夫、鶴澤寛治
徳兵衛・豊竹咲甫太夫、鶴澤清志郎
豊竹芳穂太夫、鶴澤寛太郎
豊竹希太夫、鶴澤清公
豊竹亘太夫、鶴澤燕二郎

[人形役割]
手代徳兵衛・豊松清十郎
丁稚長蔵・吉田簑悠(A)吉田玉征(B)桐竹勘昇(C)
天満屋お初・桐竹勘十郎
油屋九平次・吉田玉輝
田舎客・吉田和馬
遊女・桐竹紋吉
遊女・吉田玉誉
天満屋亭主・桐竹亀次
女中お玉・桐竹紋秀

*ダブルキャスト
前半:4月8日(土)~4月18日(火)
後半:4月20日(木)~4月30日(日)

*トリプルキャスト
(A)4月8日(土)~4月15日(土)
(B)4月16日(日)~4月23日(日)
(C)4月24日(月)~4月30日(日)

※この公演の演目入替はありません

豊松清十郎

にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へ 豊松清十郎にご声援を!

テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2017/01/26 21:46] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
文楽研修修了発表会「どことなく風貌が」
乗り物が大好きで
子供の頃の夢は
地下鉄の運転手。
「JRじゃなくて地下鉄?」
「安全なんで」

札幌の地下鉄は
車輪ではなく
ゴムタイヤ。
レールの代わりに
軌条という物を
横向きの別のタイヤで
挟みつけて走る為、
脱線転覆の心配はなし。
なるほど堅実ね。

「趣味は?」
「エエ、旅行と手拭い集めです」
「て、手拭い?」
ヒマもお金も無い研修生。
旅行と言っても
もっぱら日帰り。
たまに戴くお休みに
向かうは
名刹神社仏閣。

「札幌にはそういうとこ
あまり無い物で」
そこで集める
ご朱印と手拭い。
うーん、こりゃまた渋い!

「我々芸人の手拭いは?
お客様への名刺代わりに
作るけど」
「はい、これから楽しみです」
イヤ、君が集めても・・・

これまで訪ねた中で
別格に良かったのは
伊勢神宮。

「普段特別に
宗教などを
信じてはいませんが
境内に足を踏み入れると
あの何とも言えない
厳かな雰囲気に
言葉では表せない
何か大きな物の
存在を感じました」

ふーん、なるほど。
なかなか感性も豊か。
仏教回教キリスト教、
創価学会天理教、
原理オームに至るまで
よろず宗教何でも来い、の
このワタクシが
ちょっと導いて
あげましょうかな。

彼が去年の発表会、
語ったのは
「寺入り」。
楽屋で聞いていた我々も
オッと耳を傾けるほど
一年目にしては
良い出来でした。

お稽古に厳しい
住太夫師匠も
「今のまま
素直にやりや」
と仰っただけ。

そう言えば研修の
控室に掲げられた
山城少掾のお写真。
どことなく風貌が
田中君に似たような。

今年修了の課題は
「熊谷桜」。
あれから一年
どんなに育ってくれたのか。
我々も今から楽しみです。

ああ、アカンアカン。
田中君ばっかり
めっちゃめちゃ分量が
増えてしもた。
ま、いっか。

先に紹介の二人の事は
晴れて入門のその時に
「新人さんいらっしゃい」で
またまた詳しく
お伝えしましょう。

入場無料の
この催し。
寒さ厳しい毎日ですが
若者たちの熱い舞台に
皆様どうぞご声援を。

豊松清十郎

にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へ 豊松清十郎にご声援を!

テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2017/01/25 10:33] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
文楽研修修了発表会「研修募集はなし」
三人目は
太夫専攻、
田中碩人(たなかひろと)君。

平成7年7月12日生まれ
ですからまだ21歳。
田中君今日はお稽古中で
残念ながら話もきけず。
本番頑張ってやー。

2214-20170121.jpg
田中君今日は欠席でーす

いやいやいけません、
これではあまりにも
あんまり。
日を改めて取材敢行。
写真も撮らせて貰いました。

2219-20170121.jpg
これがホンマの田中君

2217-20170121.jpg
おやあのお写真は山城少掾

2220-20170121.jpg
床本の字もなかなか上手に書けてました


我々内地の人間には
永遠の憧れ、
北の大地北海道。

その大都会
札幌市に生まれ
育った田中君。

伝統文化には
縁の薄い筈の
この札幌に
何故か
あしり座という
アマチュア人形浄瑠璃の
劇団があります。

道内を中心に
新作も手掛けるなど
とっても
盛んに活動している
このあしり座。
人形遣いのみならず
義太夫講習会を開いて
自前の太夫、三味線もと
意欲的です。

このあしり座の
ユースクラス
(Jリーガーみたいですな)に
参加した小学生の田中君。
あしり座でひたすら
浄瑠璃のお稽古に励み
高校卒業と共に
満を持して研修生、となる筈が
その年研修募集はなし。

受験までの一年は
アルバイトの日々。
「何のアルバイト?」
「プール監視員を」
ええっ?
プールは夏場だけじゃ・・・
ああそうか。
寒い札幌
温水プールね。

豊松清十郎

にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へ 豊松清十郎にご声援を!

テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2017/01/24 16:25] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
文楽研修修了発表会「いい感じにいじられて」
二人目はやはり
人形専攻の
東寛二(ひがしかんじ)君。
平成5年5月4日生まれで
吉田君と同じ23歳。

2192mini-20170121.jpg
いつも笑顔の東君。

2194mini-20170121.jpg
○ん兵衛持つ姿がお似合いです


天守を持つ山城としては
現在最も標高の高い
備中松山城で有名な
岡山県の古都
高梁市の出身。

以前は文楽公演も
何回か行われ、
舞台の合間に私も
天守まで登りましたが
いやあその坂の大変な事。

広島県との県境にあり
石見と共に盛んな
備中神楽のある所。

東君も子供の頃には
踊っていたそうです。
ゆったりとした体型に
マッチした
大らかな性格。

研修二年目に入り
楽屋実習が始まると
早速
若い連中から
いい感じにいじられて
自分の居場所を
見つけていました。

釣りが趣味と聞いて
鮎か山女魚か
はたまた岩魚
と思ったら、
何と海釣りとの答え。

「瀬戸内海まで
近いので」と東君。
「どんだけ掛かんの?」
「ええ、二時間半ほど」
「どこが近いねん!」と
思わず突っ込みが
入りました。

因みに狙うのは
チヌ(黒鯛)の大物とか。
文楽に入ったら
南港でも垂水でも
ホンマに近なるよ。

豊松清十郎

にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へ 豊松清十郎にご声援を!

テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2017/01/24 10:12] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
文楽研修修了発表会「初志を貫きとおして」
それではここで
この催しの主役、
三人の研修生に
ちょっとひと言
インタビュー。

2186mini-20170121.jpg
文楽劇場5階の廊下

2185mini-20170121.jpg
この暖簾の奥の部屋こそ

2189mini-20170121.jpg
そうです、これが噂の研修生控室


先ず一人目は
人形専攻の
吉田陸夫(よしだりくお)君。
平成5年4月20日生まれの
ただいま23歳。

2190mini-20170121.jpg
吉田君 りくおと読みます

2191mini-20170121.jpg
優しそうですが芯の強さはお墨付き


大阪市のディープサウス、
住吉区は
安孫子の出身。
あびこ観音の門前町。
ラーメンの名店を始めとして
うまいも屋の立ち並ぶ
大阪の下町育ちです。

実はこの
吉田君、
前期26期生として
今の
勘昇、
玉征たちと共に
研修生となったのですが、
半年後の見極め審査で
残念ながら無念のリタイア。

しかしそこであきらめず
二年後の募集に再びの応募。
初志を貫きとおして
今期見事に修了という
頑張り屋さんです。

趣味はプロ野球観戦。
大阪の子ならば
即座に「阪神!」と
返って来るだろうと、
「贔屓のチームは」
と問うと
「特にありません」
との返事。

意外な顔をしていると
「近鉄ファンだったので」。
ああ、それで納得。

オリックスとのチーム統合で
今はもう無い近鉄バファローズ。
それでも近鉄に操を立て
他のチームに脇目は振らず。
ここにも一途さが垣間見えます。

豊松清十郎

にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へ 豊松清十郎にご声援を!

テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2017/01/23 21:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
文楽研修修了発表会「3人の修了生が」
文楽、歌舞伎を始めとする
国立劇場研修生の
研修期間は二年間。

一年おきに催される
研修修了発表会が
今年も
千秋楽の翌々日
28日に開催されます。

今期はめでたく
3人の
修了生が誕生。

その3人を中心に
若手の技芸員も加わって
日頃の修行の成果を問う
勉強会でもある
この公演。
ご存知の方はご存じの通り
入場は無料。

今年は
土曜日の
開催となりました。

まず始めに
「万才」を。
床は
希、清公をシンにして
ツレには研修生の
田中君も。
人形は
玉翔、
文哉のコンビ。

手数も多く
間取りも重要な
この足を
東、吉田の
研修生が勤めます。

続く
素浄瑠璃は
「熊谷桜の段」。

登場人物も多く
端場の中でも至難
と言われるこの段に
清丈君の力を借りて
田中君が挑みます。

そして初春公演でも
上演されております
「十種香の段」。

こちらは
紋寿師門下の
紋臣、
紋秀、
紋吉が
顔を揃えて
競演。

抑え役の謙信には
経験豊富な
玉佳君。

そして研修修了の
お披露目として
人形専攻の二人が
白須賀、原で
主遣いを勤めます。

豊松清十郎

にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へ 豊松清十郎にご声援を!

テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2017/01/22 21:52] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
文楽研修修了発表会「お知らせ」
この春二年間の研修を修了する
第27期文楽研修生の
発表会が開催されます。


□第27期文楽研修修了発表会

【日時】
1月28日(土)14時開演

【会場】
国立文楽劇場
入場無料(自由席)

【演目、配役】
花競四季寿より
「万才」

豊竹咲甫太夫、鶴澤清公
豊竹咲寿太夫、野澤錦吾
豊竹亘太夫、鶴澤燕二郎
◎田中碩人、鶴澤清允

[人形役割]
太夫・吉田玉翔、足・◎東寛二
才蔵・吉田文哉、足・◎吉田陸夫

素浄瑠璃
一谷嫩軍記
「熊谷桜の段」

◎田中碩人、鶴澤清丈

「本朝廿四孝」
十種香の段
竹本津駒太夫、鶴澤清志郎

[人形役割]
花作り簑作実は武田勝頼・桐竹紋秀
八重垣姫・桐竹紋臣
腰元濡衣・桐竹紋吉
長尾謙信・吉田玉佳
白須賀六郎・◎吉田陸夫
原小文治・◎東寛二

※◎は研修修了生
※事前のお申し込みは必要ありません。
但し満席の場合入場をお断りする場合がございます。

豊松清十郎

にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へ 豊松清十郎にご声援を!

テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2017/01/21 11:16] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
4月文楽公演の演目が発表されました
皆様大変に
お待たせ致しました。
豊竹英太夫改め
六代豊竹呂太夫
襲名披露の4月文楽公演、
遅れておりました演目が
ようやく発表になりました。

お知らせが
はなはだ遅くなり
申し訳ございません。

只今文楽劇場の制作スタッフが
総力を挙げて
配役決定に
奔走しておりますが、
どうやら今のこの状況ですと
3月に入ってもお知らせが
出来ますかどうか。

悪しからずご了承下さいませ。


□四月文楽公演

4月8日(土)~30日(日)


【第一部】11時開演(15時30分終演予定)

「寿柱立万歳(ことぶきはしらだてまんざい)」

「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」
茶筅酒の段
喧嘩の段
桜丸切腹の段

豊竹英太夫改め
六代豊竹呂太夫「襲名披露口上」

寺入りの段
『襲名披露狂言』
寺子屋の段


【第二部】16時開演(20時20分終演予定)

「楠昔噺(くすのきむかしばなし)」
砧拍子の段
徳太夫住家の段

「曾根崎心中」
生玉社前の段
天満屋の段
天神森の段

*4月19日(水)は休演日です
*この公演の入れ替えはありません

豊松清十郎

にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へ 豊松清十郎にご声援を!

テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2017/01/20 09:51] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
後半戦に突入です「美しい緊張の舞台を」
ええっと、
何のお話でしたっけ。
いかんいかん、
ついつい入り込み過ぎて
質問を忘れてました(汗)。

そうそう床の三味線弾きは
舞台を見ているのか
いないのか。

私は門外漢ですので、
伊達、
十九、
呂、
咲、
津駒
そして前回の
千歳太夫と
様々な大夫さんと組んで
数多くこの場を勤めた
富助さんにお聞きしました。

「床でキョロキョロすると
まず見苦しいし
緊張もほどけてしまうので、
極力見ません。
人形遣いの足取りは
舞台稽古でほぼ
腹の中に入れて、
後は舞台から伝わって来る
気配を頼りに様子を探り、
最後の弾き出しの
きっかけだけは
ほんの一瞬目の隅で
確認しているけど
お客様には分からない筈。
舞台に顔を向けて待つ
などという事は
考えられません」

との事でした。

これは
その後のお芝居で
石堂右馬丞が
検視の場から
立ち去る時など、
待ち合わせから語り出す
太夫さんも同じこと。

以前舞台稽古で
ついつい舞台に顔を向け
人形のきっかけを待つ
若い太夫さんが
住師匠から
「舞台見たらアカン!」
とキツイお叱りを
受けていたのを
思い出します。

そしてこの
責任の一端は
我々人形遣いにもある事。

舞台から伝わる気、
とでも呼ぶ物を
漂わす芸力があれば
おのずとその気配は
床に伝わるに違いない。

三業が
切磋琢磨して
美しい緊張の舞台を
作り上げていかねば
と思います。

ブルーベルさん。
お尋ね戴き有難うございました。
こんな素敵なご質問を
まだまだどしどし
募集中。

書ける時には
お答えします。
(しつこい!)

さていよいよ後半戦。

日もまだ短くこの寒波。
さすがに夜の部は
少々苦戦中。

お染久松の物語。
今月夜の部は
通し上演で
グッとストーリーも
分かりやすく。

また終演は午後8時と
通常より
早めてございます。

東京、大阪全ての本公演に
大入りが出るという
素晴らしい成果を上げた昨年。

年改まった本年も
続けて
その願いが叶いますよう
変わらぬご後援を
宜しくお願い申し上げます。

皆様劇場でお目に掛かります。

豊松清十郎

にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へ 豊松清十郎にご声援を!

テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2017/01/19 21:47] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
<<前のページ | ホーム | 次のページ>>