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一年締めくくりの舞台、大切に勤めます。(12月公演御礼・その2)
ご無沙汰ばかりの更新ですが、
今日も豆知識を一つ。
今回、お種が引っ込みの時、
小柄(こづか)を口に銜えますが、
その仕掛けや如何に?

小柄です
↑これが小柄です。

実はかしらの口元に切られた隙間に、
針金を曲げて作った、
仕掛けを差し込むのです。
沼津の十兵衛や、
宵庚申の半兵衛が、
筆を銜える時にも、
同様の仕掛けを用います。

こんな仕掛けが
↑こんな仕掛けが。

お種さんです
↑お種さんです。<

口元に隙間が
↑口元に隙間が。見えますか。

くわえた姿は凛々しくて素敵です
↑くわえた姿は、凛々しくて素敵です。

ところが、ここで問題が一つ。
女形や、立役でも
文七や、源太(げんだ・と読みます)など、
口元が開いて、歯の見える物もありますが、
検非違使(けんびし)や金時など、
グッと口を結んでいるかしらには、
仕掛けを差し込む隙間がありません。

ケンビシのかしら
↑これがケンビシのかしら。

口をしっかり結んでいます
↑ね、口をしっかり結んでいます。

その場合は、どうしたら?
なんと、鼻の穴に、
竹製の栓を差し込むのです。
妹背山の芝六や、
忠臣蔵の平右衛門など、
手ぬぐいを銜えますが、
検非違使かしらですから、
仕掛けは鼻に、という事になります。

因みに文七だと
↑因みに文七だと。

しっかり歯が見えています
↑しっかり歯が見えていますね。

忠臣蔵七段目、
平右衛門がおかるに、
「死んでくれい」と迫って嘆く場面、
銜える手ぬぐいが、鼻の穴に?と
ふと想像されたら・・・
いやいや、これはちょっと、余計なことまで、
紹介し過ぎたかもしれません。

21日からは、
今年最後の舞台、
博多座公演がございます。
私の母が博多生まれ、という事もあり、
博多弁は、耳に優しく馴染んでいます。

新鮮な玄界灘のお魚はもちろん、
屋台、もつ鍋、とんこつラーメン、
美味しいものばかりが、目に浮かんで・・・
いえいえ、勿論一年締めくくりの舞台、
大切に勤めたいと、思います。
九州の皆様、
どうぞよろしく。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2010/12/21 08:30] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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