無念さを糧に、今後に生かしたいと思います。(千秋楽御礼其の二)
それに引き換え、
糸滝の方は・・・
父を思う、一途な娘、
という線で、何とかなりそうに、
思っていたのですが、
一言で言って、
糸滝になっていなかったようです。

花菱屋でも日向島でも、
いじらしさを伝えきれず、
迷うばかりでした。

良くも悪くも、
自分はどう遣うかという役作りが、
はっきり固まっていませんでした。
無念さを糧に、
今後に生かしたいと思います。

ご来場いただきました
皆さま、
有難うございました。

さーて、しばらくのんびり、
などと言う間もなく、
来月2日からは東京公演。

私は
「本朝二十四孝」の
お種を遣います。
近松半二の作品らしく、
腹に一物ある人物ばかりの中で、
このお種は、ただもう
我が子かわいいという一心。
姑、義兄、夫への
義理に絡まれ、
耐えに耐える気持ちを、
最後の最後に爆発させます。

じっと動かない時の、
心の動き、
そしてすべてを忘れて、
母の思い一筋になった時、
どれだけの迫力で、
熱さを感じていただけるか、
自分を弾けさせることができるか。
また精一杯、
勉強させていただきます。

その他、
安寿と厨子王で有名な、
「由良湊千軒長者」も珍しい演目です。

また教室公演では、
「柳」という通称で有名な、
「三十三間堂棟由来」に、
今回も上演した
お七が付きます。

お七は、
簑紫郎、紋臣というフレッシュな配役。
こちらもお楽しみに。

本年最後の東京公演、
師走のお忙しい中ですが、
ご来場賜りますよう、お待ち致しております。

豊松清十郎

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[2010/11/27 14:20] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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