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4月文楽公演、精一杯挑みます。
春真っ盛りの4月公演で
御覧戴きますのは、
近松半二の名作
「妹背山婦女庭訓」の
通し上演。

大化の改新を題材に取った
スケールの大きな
時代物。
物語の舞台が
戦国時代ではなく
上代というのも
珍しい所です。

とは言いながら
「芝六住家」
「杉酒屋」など
世話がかった場面での
登場人物の風俗は
江戸時代そのまま
というのがいかにも
文楽らしい
大らかな所。

物語の中では
春夏秋冬それぞれに
季節は巡っておりますが
妹背山と聞くと
何となく
「春」が思い浮かぶのは
外題の名前にもなっている
「妹山背山の段」の
印象が強い為でしょうか。

川を挟んで
上手に背山、
下手に妹山。
両方に床を設え
お客様は
舞台奥から流れる
吉野川の流れの中に
身をゆだねた形で
御覧戴くという演出。

この段でしか
味わう事の出来ない
醍醐味です。

奈良に伝わる
様々な伝説、説話を
巧みに織り込んだ物語は
この他の場面も
見どころたっぷり。

私は、
求馬実は藤原淡海を
初役で遣わせて戴きます。

入鹿の妹橘姫と
町娘お三輪の二人に
思いを寄せられる役どころ。

二枚目の色気と
入鹿調伏の大望を
胸に秘めた骨太さ。

先代玉男師匠が
素晴らしかったこの役に
精一杯挑みます。

前回
「妹背山」の通しは
6年前の平成22年。
配役表を眺めると
太夫、三味線、人形とも
前回から大きく役が
入れ替わりました。

お客様方の目に
叶う舞台をどれだけ
御覧戴けるか。

我々座員一同にとって
大きな試金石ともなる
この公演。

皆様の御来場を
心よりお待ち
申し上げます。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2016/01/27 20:54] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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