九月公演御礼「巡業の舞台で」
今月夏芝居の
「伊勢音頭」が
掛かった昼の部は
いつもの黒紋付に
引き替えて、
白の着付けで
御覧戴きました。

麻生地の白着付けは
シワになり易く、
舞台が終わると
霧を吹いて
糊をかけ
毎日敷き伸しと
ひと手間余分に
かかりますが、
東京ではこの所
白い着付けは
久し振り。

夏らしさを
感じて戴けました
でしょうか。

「鎌倉三代記」も
床本の端々に
「夏野の千草」とか
「短い夏の一夜さに」
と出てくる通り
こちらも
季節は夏。

と言っても
時代物ですので
衣裳に浴衣や
麻の帷子は用いず、
見た目から
夏とは
感じられませんが。

その「鎌倉三代記」で
今月は時姫を遣わせて
戴きました。

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時姫です

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衣裳の刺繍は5月とは微妙に違います

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帯はこの通り白地です

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こちらはお買いもの姿のお時さん

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打掛を着て前垂れ、たすきの凛々しいお姿

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お姫様で手拭い被るのはこの役だけ!


5月雪姫に続いて
歌舞伎では
「三姫」と呼ばれる
大役のお姫様。
その役の重さと
二時間近い
長丁場の出番。

残念ながら
今回はどうにか
楽日まで勤めた
と云うだけで
何も結果は残せず終い。
もしまたこの先に
機会を戴ければ
その時こそは、
と願っています。

さてこの後は
間を開けずに
秋の地方公演。
9月26日の
河内長野を
皮切りに、
10月12日
静岡での
千秋楽まで
日本全国皆様の
お近くに伺います。

文化の秋
スポーツの秋
そして食欲の秋。
何をするにも
良い季節。
何を食べても
美味しい季節(?)。

それでは皆様
巡業の舞台で
お目に掛かります。

豊松清十郎

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[2015/09/25 23:00] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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