夏休み公演ありがとうございました
夏休み公演、おかげさまで千秋楽を
迎えさせていただきました。
今年は、殊の外の暑さの中、
たくさんに御来場下さり、
ありがとうございました。

この公演も、
客席から御覧戴くだけでは、
なかなか気付かないあちこちを、
どんどんご紹介する積りが、
大蛇のお話だけで、
楽日となってしまいました。
何が出るか、と楽しみに
お待ちいただいた皆様には、
まことに申し訳ございません。
ちょっと早めの夏休み、
という事で、御容赦下さいませ。

次回11月の大阪公演、
配役も既に出ました。
私は
「嬢景清八嶋日記」の糸滝と、
「伊達娘恋緋鹿子」のお七を勤めます。

ひたすら父を思う、純朴な田舎娘と、
我が身を捨てても、恋に身を焦がす町娘。
娘と言っても、対照的な二役。
違いを感じて戴けるように、
遣い分けを、と願っています。

さてその11月公演を、心待ちにしている
大夫さんが一人。
研究生としての見習い期間を終え、
この夏休み公演から、技芸員となった、
小住大夫君です。

小住大夫君です
↑小住大夫君です

名前でお分かりの通り、
住大夫師匠の門人です。
師匠の入門時のお名前が、古住大夫。
字こそ違え、同じ「こすみだゆう」
期待の大きさ、でしょうね。

小住君は、本名、的野景志郎。
昭和63年3月2日生まれの22歳。
福岡県の出身、九州男児です。
初めて文楽を見たのは、4年前、
博多座での「仮名手本忠臣蔵」。
始めは、人形に興味をそそられたようですが、
やがて大阪、東京にも足を運ぶにつれ、
文楽への思いは、
住師匠の語り一本。
御両親の反対も説き伏せて、
思いを貫きました。

ピカピカに磨くのも修行のうち
↑ピカピカに磨くのも修行のうち?

厳しいお稽古で知られた、
住師匠に入門する、
小住君の覚悟も立派ですが、
80歳を優に超えられて、入門を認められた、
師匠の凄さ。
今でも、切場一段を語り終えた、その直後に、
端場を語ったお弟子さんの、稽古をされる、
住師匠なればこそ。
この気力、私達にも、ありがたい事です。

ふっくらと、色白で、いかにも大夫さん
と言った風貌の小住君。
11月公演、お七火の見櫓のツレが、
初舞台となります。
皆様御声援の程、宜しくお願い致します。

この小住君、
実は大変な方向音痴。
北へ行く筈が、南に向かっていた、
などと言う事は、日常茶飯事とか。
これから、地方公演にも参ります。
皆とはぐれた、彼を見かけたら、
どうぞお声掛けて、下さいますように。

この顔をご記憶ください
↑この顔をしっかりとご記憶くださいますように。

次は、内子座公演。
暑さに負けぬよう、
このお休みで、
鋭気を高めたいと思います。
皆様も、どうぞお元気で。

豊松清十郎

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[2010/08/05 16:26] | なまけず一所懸命 | トラックバック(0) | page top
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