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梅雨の文楽・9「時にはお許し戴けず」
劇場、盛り場、映画館、
人の集まる所は
どこもそうですが、
殊に舞台に
火は禁物。

防炎加工を施して
難燃性を謳ってはいるものの、
大道具の材料は
つづまる所
木の枠に布。

火がついたら
一たまりも
ありません。
消防署からも
厳しいお達し。

公演中に舞台の上で
裸火を使う時は、
必ず地元の署に
届けを出さねば
なりません。

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こちらが申請書

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所轄は中央消防署ですな

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焼酎火の図解に

7593-150624.jpg
舞台写真も添えて、
こと細かに


人魂には限らず
「天拝山」の花火から
「紅葉狩」や「金閣寺」
での煙幕、のろし
「野崎村」では
線香、もぐさ
「沼津」十兵衛
煙草の火、
「堀川」与次郎
かんてきの火縄まで
裸火の大小、強弱に
関わらず
たとえ数秒の
事であっても
届け出ます。

時にはお許し戴けず、
味気ないとは
知りながら、
泣く泣く豆電球の
ヒトダマで、
急場を凌ぐ
事もございます。

抜き打ちで
視察に来られる事もあり、
防火に
手抜きは
許されませんが、
昔海外公演で行った
ヨーロッパの劇場には
消防官専用席が
常設されておりました。

毎日来られる消防官、
制服を着てどっかと座り
腕組みして舞台の様子を
睨みつけてはいましたが、
きっと彼は芝居好き。
市民の生命財産を守る
大切なおつとめの、
ちょっとした特典、
役得ですな。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2015/07/01 08:28] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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