文楽9月公演ご案内「近松半二渾身の」
「鱶七上使」は
漁師に化けた
金輪の五郎が
大胆にも目指す敵の
屋敷に乗り込み、
入鹿に無理難題を
吹っ掛ける所が見どころ。

殿上の官女達との
頓珍漢なやり取りも
お楽しみ下さい。

入鹿の妹橘姫が
恋人求馬の頼みに
兄入鹿を裏切る
決意を固める
「姫戻り」に続くは
お待ちかねの
「金殿」。

前半は右も左も
分からぬお三輪が
橘姫の肩を持つ
意地悪な官女に
散々に翻弄されます。

遠慮会釈のない
官女たちの求めに
美しくも
哀れに
馬子唄を唄う
お三輪の姿が
涙を誘います。

嫉妬に狂うお三輪、
橘姫の姿を追い求めて
御殿深く立ち入ろうと
したその時に、
突然現れ
刃を突き立てる
漁師の鱶七。

身分を明かし裃から
四天に引き抜き、
超人入鹿を滅ぼす
計略を明かす
「物語」も見どころです。

最後は
「入鹿誅伐」。
長らく上演が
絶えていましたが、
平成16年5月
35年振りに
上演。

非道を尽くした
蘇我入鹿が
藤原鎌足、淡海
親子を始めとする
天智天皇方に
滅ぼされるという
大団円。

この場が出ると
寂しく死んでいった
お三輪の魂も
幾分かは
救われる気が致します。

近松半二渾身の
王朝時代物。
見どころ
聞きどころ
満載でお送り致します。

名作ぞろいの
次回
東京公演。
玉男襲名の勢いを
そのまま引き継いで
賑やかな公演と
なります様、
皆様のお越しを
お待ち申し上げます。

豊松清十郎

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[2015/05/29 10:19] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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