東京5月公演配役・2「全身の筋肉が悲鳴を」
最初に上演致します
「五条橋」は
もともと
「鬼一法眼三略巻」
の中の一場。

鑑賞教室ではしばしば
舞台に掛かりますが、
本公演でこの場だけ
上演されるのは
珍しい事です。

軽やかな牛若丸に
豪快豪儀な弁慶と
二人の対比が見どころです。

二十分程の
短い一幕ですが、
この弁慶さん
なかなかに重い!
まさに「この弁慶に
大汗かかす」、
遣い手は苦労致します。

舞踊劇という事で
通常の手すりを用いぬ
平舞台の
五条橋では
弁慶の足も大変。

私も
大昔一度だけ
遣わせて貰いましたが、
全身の筋肉が
悲鳴をあげました。

今回はミニ公演などで
経験を積んだ
勘市、
紋臣のコンビで
御覧戴きます。

続く
「野崎村」は
人気の世話狂言。
前半の料理拵えや
久作に
やいとを据える場面など
笑いもたっぷり。

美しい節に乗せた
お染のサワリから
後半は一転
悲しみの場へ。
いじらしい
おみつの覚悟が
涙を誘います。

船と駕籠に
分かれて
お染久松が
大坂に戻る
段切れの三味線は
一度聴いたら
忘れない
キャッチ―な
メロディ。

初めての方にも
お勧めの
名作です。

豊松清十郎

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[2015/03/02 19:00] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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