新春公演御礼・とりびあ3「めでたし、めでたし。」
空調こそは無い物の
今では明るく清潔な
この奈落ですが、
昔はどの劇場でも
暗く湿って埃っぽく
幽霊でも出そうな
こわーい場所。

朝日座の時分には
気の荒い道具さん、
舞台で何か揉めがあると
「ちょっと奈落へ来い!」
という様な、
そんな場所でも
ありました。

昔の奈落、
内子座はこんな風
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さて年末の稽古の日
関寺小町も終わり
鷺娘の三人が
セリに乗り込んでみると
そこには
驚きの光景が。

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回り舞台のふちを回り

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こちらのセリに乗り込みます

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本番直前

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いよいよセリが

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下りてまいりました

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無事に到着!乗り込んでみると

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セリの後ろに何にもない!

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横にもない!

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無い!


孫悟空の宙乗りでも
いささか肝を
冷やしましたが
こちらは頼る
ワイヤーもなし。

下を見れば
足もすくむ
奈落の底。

出番の前の
身も凍る様な
この恐怖感。
実はこれこそが
白一色の舞台で
雪の野を舞う
鷺娘の臨場感に
繋がるヒミツと
なったのです。

めでたし、めでたし。
(と、そんな事は
全くございませんが)

豊松清十郎

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[2015/02/02 20:30] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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