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お筆さんのかしらが、違っていたのにお気づきでしょうか?(自前のかしら・その1)
今月の文楽教室、後半を御覧になったお客様、
午前の部と午後の部で、
お筆さんのかしらが、違っていたのにお気づきでしょうか?

「うん、午前、午後、続けて見たけど、
気のせいか、何となく違って見えた」
というお客様、素晴らしい!
気のせいではありません。
違うかしらが、登場していたのです。

かしらは江戸の昔から、興行主の持ち物。
現在で言うと、本公演の主催者である、
文楽劇場が、所蔵、管理し、
我々人形遣いは、それをお借りして、
舞台に立っています。
しかし少ないながら、その内いくつかは、個人持ち、
いわゆる自前のかしらなのです。

現在舞台で使う、自前のかしらをお持ちなのは、
簑助師匠、文雀師匠、そして、
和生さん、勘十郎さん、玉女さんといった所。
(まだ他にいらしたら、ごめんなさい)
今月の「ひらかな」では、
午前の部、清三郎君が遣った方が、
文雀師匠の自前、
そして午後の部、私が遣った分は、
文楽劇場所蔵の物でした。

劇場所蔵のかしら1

劇場所蔵のかしら2
↑劇場所蔵のかしらです

自前のかしら1

自前のかしら2
↑こちらが自前ですが、違いは微妙?

さて、それでは何故自前のかしらが、欲しいのか。
「そんなもん、他人も遣う物ではなしに、
自分だけのかしらが、いいに決まってるやないか」
とおっしゃるお客様、ごもっとも。
しかし、その問いに対する答えの中に、
かしらの個性だけに留まらない、
大切な物が、秘められているのです。

豊松清十郎

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[2010/06/21 16:09] | なまけず一所懸命 | トラックバック(0) | page top
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