相生座公演は、今年が三回目。
相生座公演は、今年が三回目。
この座を訪れた、簑助師匠が、
「この小屋で文楽をやりたい」
とおっしゃったのが、始まり。
そのたった一言から、東京文楽会を主宰し、
様々な角度から、文楽を応援して下さっている、
(株)わいずの藤沢さんが、意気に感じて、
師匠の思いを形にするべく、勘十郎兄さんと共に頑張って、
公演開催にまで、漕ぎつけました。

師匠は今回、
釣女の醜女、吉田屋の夕霧、
そして、
寺子屋の千代の三役。
正に、奮闘公演です。

夕霧、千代の素晴らしさは勿論ですが、
ファンの方には、ご馳走役の、
醜女も気になるのでは?

私は、寺子屋の戸浪を務めます。
我が子を失う千代の悲しみは、大きいでしょうが、
身代わりの為に、
大切な他人の子供を、犠牲にしなければならなかった、
戸浪の辛さ、悲しみも深いと思います。

事あれば、源蔵と共に、
松王、玄番に斬り掛けてでも、
菅秀才を守ろうとする、
気丈な所もしっかり持っている。
その底には、夫源蔵に対する、
深い愛情があると思います。
そんな所も、見て戴けたら。

昔から、大好きな役なので、
また一つ、何かを掴めるように、
張り切って務めたいと思います。
もし、御覧頂けるお客様は、
これぞ本当の
「お芝居」、
存分にお楽しみ下さいますように。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2010/05/28 21:45] | なまけず一所懸命 | トラックバック(0) | page top
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