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夏休み公演御礼(2・その力を生かして)
大阪、東京と
じっくり腰を据えて
取り組む事のできる
長丁場の定期公演は、
御覧戴くお客様を
第一に考える
興行である事は
当然ながら、
我々にとっては
何より大切な
修練の場でもあります。

昔に比べて
大変手薄になった
今の陣容で、
文楽の名に相応しい
本物の舞台をお目に
掛ける為に、
自らの芸を磨く
掛け替えのない
修行の場。

その為には必ずしも
人気狂言ばかりを
並べるのではなく、
時には暫く
上演の絶えていた
いわゆる
辛いお芝居を
演目に加える事も
疎かにしては
いけないのでは、と
感じています。

特に通し狂言の
大切さ。
私の若い頃に
比べると
この所めっきり
上演回数の減った
通し公演。

お馴染みの無い
場面もたくさん
ございますが、
そういう場を
退屈せずに面白く
御覧戴く為には
どうしたら良いか。

人気狂言の力に
甘えるばかりでは
自分の力はつきません。

こんな時代だからこそ
お客様の数だけを
追い求めるのではなく、
しっかり自分達の
足元を固めて、
伝統芸能の名に恥じない
舞台をお見せする。

それでこそ、この先
百年二百年が
過ぎようとも
文楽という芸能が
生き残っていける。
そんな風に
思っています。

本公演で培った
その力を生かして
日本全国での
小公演や
様々なイベントにも
もっともっと楽しんで
戴ける様に。

この公演を終えて
そんな事を
感じました。

次回9月、11月は
ふた芝居続けての
「伊賀越」の通し。

千秋楽を迎える日
我々がどこまで
成長できるか、
大切な場を
与えて下さった
お客さま方に
何を御覧戴けるか。
腹をくくって
舞台に臨みます。

是非、
秋の文楽公演にも
お越し下さいます様に。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2013/08/08 14:30] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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