三原文楽公演その5「責任、重圧、プレッシャー」
さて、ただいま
勘十郎、
玉女、
和生のお三方は、
海外出張中。

という訳で
今回のこの公演
私は人形部の筆頭、
シンという立場で
臨む事になりました。

学校回りなどを除いて
この規模の公演では
これまで無かった事。
つまり今日が
初体験。

とは言いましても
シンになったから
といって
格別何をする
という訳でもありません。

精々大道具さんと
道具の位置を
確かめたり、
座員を代表して
会館の方に
ご挨拶する
程度の事。

特に何が変わった
という事も
無い筈なのに
やっぱり何かが
違います。

これまでは
自分の事だけだった
舞台前、
今日は不思議に
お客様の入りや
舞台全体の
段取りなどが
今までの何倍も
気になります。

まして今回は
舞台稽古は無し。
簡単な打ち合わせ
のみでの
ぶっつけ本番、
一回勝負。
介錯担当は
玉延、
玉峻の新人コンビ。
人数はギリギリ、
幕が開いたら
指示してやれる
余裕は無し。
果たして首尾よく
こなせるのか。

きっと
初めて文楽を
御覧になる方も
たくさんいらっしゃる
今日の舞台、
「もう結構」
と思われては
兄さん方に
申し訳が。

あの内山先生も
きっと客席のどこかで
見て下さっている筈。

責任、重圧、プレッシャー
様々な物が
伸し掛かって
迎えた本番。
いつもは緊張で
舞い上がる
初日の舞台。
なのに開幕すると
不思議な位に
周りの様子が
見渡せます。

0565-130704.jpg
600人も御来場いただきました

やっぱり今日は
何かが違う。
けして自分の遣いに
気は抜く事はなく、
それでいて
お芝居をしながらも
介錯人の様子に
サッと気持ちが
走ります。

豊松清十郎

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[2013/07/13 15:15] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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