スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告 | page top
三原文楽公演その4「その地ならではの」
またこの公演では
文楽上演に先立ち、
早稲田大学名誉教授
内山美樹子先生の
講演がありました。

内山先生は日頃から
近松など改作の
上演について
厳しいご意見を
お持ちでしたので、
てっきり近松研究が
御専門だ、とばかり
思っておりましたが、
舞台構成の巧みさ
などの観点から
近松以降の
浄瑠璃作者に
新たなスポットを当て、
それまで研究者には
あまり関心を持たれなかった
並木宗輔の評価が
グッと高まったのは
先生の御功績。
(内山先生、なんも知らんでスミマセン)

先生は浄瑠璃本を
単なる文学作品
というだけでなく、
舞台に掛けて
初めて本当に
生命の宿る
上演台本としても
研究を続けて
いらっしゃいますので、
(私が勝手に思っているだけですが)
研究室に閉じこもらず
現在に至るまで
たくさんの舞台を
御覧になって
おられます。

つい先年まで
新聞紙上で
続けておられた
劇評は、
的確ながら
拙い物には容赦なく
一刀両断、男前。
師匠方にも
「コワイ先生」として
畏れられておりました。
(先生、またまたスミマセン)

でもその評からは
我々と同じく
舞台が、
人形浄瑠璃が
とってもとっても
お好きなのだな、
という事も
合わせて
伝わって来ます。

そんな先生の
本日の演題は
「忠臣蔵六段目の
リアリティー」。
その内容は
歌舞伎と文楽での
六段目の演出の
違いから、
それぞれの芸能の
本質が垣間見える
という物。

舞台準備に追われて
じっくり聞く間が無く
残念でしたが、
お客様には好評。
作劇術という点から
文楽を眺めると
その日の観劇が
より味わい深い物に
なるかも知れません。

通常の三業解説、
演目解説だけでなく、
こうした取り組みで
他と一味違う
その地ならではの
特色を出していけば、
こういう小公演が
さらにその魅力を
増す事と思います。

豊松清十郎

にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へ 豊松清十郎にご声援を!

テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2013/07/12 11:07] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
トラックバック
トラックバック URL
http://seijuro5th.blog113.fc2.com/tb.php/492-640c656d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。