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四月公演御礼「一枚増やし7枚で」(GW大型連載・5)
こだわりといえば
もう一つ。
こちらは小春の身請けに
おさんが揃える
質種の着物について、
小道具さんの
こだわりです。

この場面の浄瑠璃(床本)を御覧戴きますと

「大引出しの錠開けて
箪笥をひらりととび(鳶)八丈
〈一枚目〉

京(今日)縮緬の明日はない
夫のいのち白(知ら)茶裏
〈二枚目〉

娘のお末が両面の
紅絹の小袖に身を焦がす
〈三枚目〉

これを曲げては勘太郎が
手も綿もない袖なしの
〈四枚目〉

羽織も交ぜて郡内の
始末(縞)して絹浅黄裏
〈五枚目〉

黒羽二重の一張羅
定紋丸に蔦の葉の
退きも退かれもせぬ仲は
内裸でも外錦
〈六枚目〉

男飾りの小袖まで
さらへて物数十五いろ
〈七枚目〉

内端にとって新銀三百五十匁
よもや貸さぬといふ事は・・・」

と、こうなっております。

文句では十五種(いろ)
となっていますが
箪笥の前をウロウロと
十五回も往復しては
さすがにお客様も
御退屈ですので
減らしております。

因みに文雀師匠ですと
着物の数は六枚、
間の狭い私は
とてもそれでは
間が持たず
一枚増やし7枚で
やらせて戴きました。

1443-130503.jpg
15枚はございません

豊松清十郎

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[2013/05/07 18:45] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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