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2月東京公演御礼・3「二人ともありがとう!」
今月私は二度目の
稲荷明神。
ついこの間の様に
思いましたが、
なんとこれが七年振り。

前回は途中で人形が
上がらなくなり、
腫れあがった肩は
公演が終わった後
半年も治らず終い。

それからは
大きな立役を
持つ事もなかったので、
正直どうなるか
見当がつかぬまま
迎えた今回。
しかしこれが
特に歯を喰いしばるような事もなく、
気が付けば
千秋楽を迎えていた
という印象。

0199-130302.jpg
こちらが前シテの老翁

0198-130302.jpg
かしらは舅です

前回は
日々鉛の様に
重さを増していた人形が、
今回は日を追う毎に
軽くなるように感じられ、
振りやかしらの動きも
楽日に向かって
大きくなった様に
思えました。

束の間でもこの役を
楽しんで遣えるとは。
慣れてきた、という事も
少しはあるでしょうが、
やはりこれは
手伝いのおかげ。
今回の手伝いは
夏の孫悟空でもお世話になった、
左幸助、
足簑次の
ゴールデンコンビ(!?)。
立役経験豊富な
二人には、
またまたしっかりと
助けて貰いました。

0187-130302.jpg
こちらが後シテ・稲荷明神

0185-130302.jpg
かしらは文七
目と歯に金が塗ってあります


ここで大切なのは
「気が付けば」
というキーワード。

主遣いの癖を掴み
意志を感じ取って
そこに沿わせていく。
欲しい所で欲しい分だけ
主遣いを支える。

まるで自分の腕力が
急に強くなったように、
「気が付けば」
人形が軽々と
動いている。
そこには様々な
気遣い、工夫が
隠されている事と
思いますが、
その工夫する力が
やがてまた
自分の人形にも
生かされていくのでしょう。

足遣いには特に
間の良さに
助けられました。
「トン」と気持ちよく
足拍子が入っただけで
人形が何十倍も
軽く感じられます。

「この二人なら
思い切ってやれる」
この信頼感で、
迷いなく舞台に
立つ事が出来ました。

稲荷明神は
三人とも出遣い。
冬場の舞台でも
きらりと光る
大粒の汗は
全力で私の人形を
支えてくれた証し。

二人ともありがとう!

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2013/03/03 10:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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