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後半を迎えました・2「ここで使われるのが」
第一部「合邦住家の段」。
どの役にも仕所のある
その中で、俊徳丸は
少ない動きで
様々な思いを
表現せねばならぬ
難しい役。

俄か病に苦しみ
目も不自由な姿でも、
河内の国主高安家の
若殿としての品格を
失ってはなりません。
今月はこの難役を
前半に玉佳君、
後半は勘市君と
打って替えで勤めます。

さてこの俊徳丸が
物語の後半、
玉手から戴いた
解毒の薬を
鮑の貝で
飲み干すと
忽ち病は本復。
醜かった顔の相が
一瞬で本来の
美しい姿に
立ち返ります。

ここで使われるのが
「面落ち」という演出。
この仕掛け
俊徳丸の他にも
「天拝山」の菅相丞や
「八陣」の加藤正清でも
使われます。

まずは美しい
若男のかしらに
病の為に
あばたとなった
醜い顔の面を被せます。

sono13-0217.jpg
美しい若衆様

sono07-0217.jpg
こちらがお面

この面には
ツメが付いていて
そのツメを
鬘とかしらの
わずかな隙間に
差し込んで
とめるのです。

sono09-0217.jpg
ひっくり返すとこの通り

sono08-0217.jpg
このツメが鯨のヒゲ

sono11-0217.jpg
この様に差し込みます

「夏祭」のお辰が
鉄灸を顔に当て
痣を作るあのあざも、
やはり同じ仕掛け。
因みにこのツメ、
鯨のヒゲが
使われています。
かしらのバネに
とどまらず
このクジラ、
本当に重宝致します。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2013/02/18 16:00] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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