自分なりに、実のある舞台にすることが出来ました。
四月公演も、千秋楽を迎えました。
お陰さまで、始めは芳しくなかった夜の部の入りも、
後半に入ると徐々に持ち直し、
楽日には補助席も出るほどに。
これも一重に皆様のおかげ、
心から御礼申し上げます。

振り返ると、あっという間の三週間でした。
今月から、公演中に休演日が無くなったのも、
そう感じさせるのかもしれません。
いやいやそれよりも、舞台の事で
無我夢中だったからでしょうか。

今回、役に対する意気込みどころか、
座った時の 形さえ儘ならず、
情けない愚痴から始まった芝六でした。
このままでは、何にも無しで終わってしまう。
せめて楽日までに、何かを掴みたい。
一つでも良いから、些細なことで良いから。
そんな思いで、舞台以外でも、
暇があると(たっぷりあります)、
人形を持っておりましたが、
続けて、長く、やらせて戴ける、本公演の有り難さ、
結果は兎も角(それではいけませんが)、
この先に繋がる物を、幾つか手に入れた気がします。
これから立役を遣う時の、土台になってくれるのでは、
と喜んでいます。
「エーッ、いまさら土台!?」と思われた方、
ごもっとも。
二十代、三十代、いやいや四十代でも、
脚光を浴びることは難しいけれど、
五十になって、「これから勉強!」
などと言っている、こんな私でも、生きて行ける場所。
つくづく、良い世界を選んだと思います。

このブログが始まって、実質初めての公演。
読んで戴いた皆様からの、
温かい励ましのお言葉も、とっても力になりました。
心から「ありがたい」という気持ちで、
千秋楽を迎えさせて戴いた事に、
感謝、感謝です。

GWを挟んで、東京公演。
今度は、初日迎えて、何も書けなくなる・・・という前に
役に対する思いなど、綴りたいと思います。

最後にもう一度。
簑助師匠の、顕彰記念として始まった、この公演、
自分なりに、実のある舞台に、
することが出来ました。
皆様、ありがとうございました。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2010/04/27 14:05] | なまけず一所懸命 | トラックバック(0) | page top
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