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五月公演開幕です・其の二(お馴染の名作三本)
夜の部はお馴染の
名作三本。
まずは「傾城反魂香」
通称吃又(どもまた)
と呼ばれています。

画才は十分にありながら
芽の出ない又平と、
健気に支える妻のおとく。

弟弟子に先を越されて
死を覚悟した又平が、
最後に絵像を残そうと
石面に向かう場面は、
緊張感が漂います。

一心の思いが通じ、
土佐の名字を許された
又平夫婦。

師の前で舞を舞う
段切れは、
喜びに充ち溢れた
爽やかな姿が
感動を呼びます。

今回
清五郎君が遣う
狩野雅楽之介は、
登場するや
息もつかせぬ
立役の型のオンパレード。
若い人形遣いなら
誰もが一度は持ちたいと願う
あこがれの一役です。

続いては
どなたも御存じ
“お園のさわり”で有名な
「艶姿女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)」
酒屋の段。

今月は
切場語りの
嶋大夫、源大夫両師匠が
前後半とお二人で
語られるのが贅沢。

「待ってました」と声が掛かる
お園のさわりですが、
遣い手は決して
さわりの為に
遣っているのではありません。

婚家の門口に佇む登場から、
親々が其々の心の内を
打ち明ける場でも、
じっと控えて作った気持ちが
あのさわりへと繋がって行く。

だからこそあの派手な振りが
ただ美しいだけの踊りに終わらず、
皆様の感動を呼ぶのです。
お園を演じる簑助師匠が
動かぬ場でもどのように
役を拵えているのか。
今回はそんな所にも
目を留めて御覧戴いては
如何かと。

この場でお得なのは
三勝半七。
出番は短いですが
この世の名残りにおつうを一目と
酒屋の軒に立ち寄る所は、
お客様の目を二人占め。
勘市、紋臣の新コンビが
勤めます。
どうぞご注目を。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2012/05/14 22:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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