四月公演御案内〔第二部・その2「桂川連理柵」〕
そしてもう一本は、
皆様御存じ
「桂川連理柵」。

こちらは今回、
住、嶋大夫の帯屋、
お半簑助、お絹文雀と、
最高の顔揃え。
もう何にも申しません、
どうぞお見逃しの
御座いません様に。

それにしても長右衛門 。
舅の繁斎や妻のお絹が、
あんなに出来た人物でなかったら、
死を選ばずとも済んでいたのでは・・・
そんな気がします。
良い人というのも
時には罪作りな物です。

母のおとせに息子の儀兵衛、
あれ位が暮らしやすいのかも。
少々怖くても、
嫁さんがお絹で無くて良かった!
今のままで幸せなんだ!
そうだそうだ、
これでいいんだ・・・(グスッ)
芝居の役々に肩入れして、
こんな事を思わせてくれるのも、
其々の役がただの駒に留まらず、
生きいきと息づいている、
名作だからこそ。
再演の多いのも頷けます。

因みに、道行に声だけ登場する
河原の野犬。
前回東京で担当した
玉彦犬(いや君)は、
一瞬「ん! 本物?」と勘違いする程。
なかなかの逸品でしたが、
今回鳴きますのは、勘介君。
相模の犬の出来映えは如何に。
首尾はどうぞ劇場で。

長々書いております間に、
桜の花もほころびて参りました。
これは満開も近そうです。
春爛漫、花の盛りの四月公演。
皆様是非のお運びを。

豊松清十郎

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[2012/04/10 10:00] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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