舞台裏が狭いと、一つやってはまた一つ。(舞台を仕込む・その3)
二重が出来た頃にはもうすでに、
屋体の骨は
舞台裏に集められています。

ところで骨とは、
木枠に布、ベニヤ板などを張って
絵を描いたパネルを言います。

これらの骨は、効率良く積み込めるよう、
トラックの荷台ピッタリの大きさに、
幾つにも分割してあります。

材料と呼ばれる板や角材を打ちつけて、
その骨を繋いで行くのが次の作業。
今回ですと
引窓、野崎に合邦で三杯分。
広い所なら同時に出来て、仕事が捗りますが、
舞台裏が狭いと、一つやってはまた一つ。
時間が気になります。

運び込まれた骨
運び込まれた骨を、

床に次々と
床に次々と

寝かせて
寝かせて、

材料に釘を
材料に釘を打って、

木枠を繋いで
木枠を繋いでいきます。

出来ました
出来ました!

舞台上手では別の作業が。
船底と共に文楽には
無くてはならない、
床を作ります。
伸縮自在の鉄柱で土台を作り、
その上に平台を載せ御簾を載せると、
座席の上に床が出現。

この作業には床世話さんも加わります。
掛け合い物では何人も乗る床。
強度も確保、水平も取らねばならず、
神経を使う作業ですが、
皆さん見た所緊張した様子も無く、
あっという間に出来上がり。
流石です。

このスペースに
何にも無いこのスペースに、

伸縮自在の鉄柱
伸縮自在のこの鉄柱。

こう立てて
これをこう立てて、

平台を載せ
平台を載せて、

延ばして
向こうへ延ばして、

出来てきました
出来てきましたよ。

完璧
完璧です!

豊松清十郎

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[2012/03/30 10:15] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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