K一朗(匿名)君も罪な事を。(沖縄公演ちょっとルポ・2)
久し振りの沖縄、
しかも打ち日は二日間。
前日からの乗り込みで、
到着したらあれも、これもと、
テンション高く機上の人となりましたが、
出迎えてくれたのは、
予報通りにしっかり雨。

それどころか滞在した四日間、
とうとう一瞬一秒たりとも、
日の光を拝む事はありませんでした。

ホテルに着いて部屋の窓から、
沖縄のイメージとは懸け離れた
鈍色にくすんだ海を眺めていると、
この巡業にも参加した、かの雨男、
K一朗(仮名)君の所為か!
と恨みたくもなりましたが、
ここがお仕事の良い所。
何と言っても、
舞台が肝心。

後はおまけと思えば気も軽く、
早速街へ飛び出しました。
那覇の街をそぞろ歩きながら、
名物の沖縄そばやら、
1パウンド(450g!)ステーキやら、
B級グルメを堪能して、
しっかりと鋭気を養いました。
それにしてもこの四日間、
バカンスで滞在された方は、
本当にお気の毒。
K一朗(匿名)君も罪な事を。

翌日那覇での一日目は、
巡業の初日でもあります。
良くお客様に、舞台稽古は一日だけ、
とお話しして驚かれますが、
実は巡業ではその舞台稽古も無く、
いきなり本番となるのです。
それだけに初日は、
流石に緊張感が張りつめ、
舞台の介錯にも抜かりの無い様、
開演ギリギリまで、
打ち合わせが続きます。

さて今回の舞台、国立劇場おきなわは、
「組踊」を始めとする沖縄の古典芸能の、
保存振興を目的に、2004(平成16)年、
日本で五番目の国立劇場として、
開場しました。

場所は那覇市の北隣り、
浦添市。
残念ながら町中ではありませんが、
那覇中心部からはタクシーで20分程。
路線バスも数多く通っています。
雨端(あまはじ)という民家の軒の形や、
チニブという網代をモチーフにした外観は、
華やかでとってもユニーク。
一度見たら忘れません。
大小二つのホールがありますが、
大劇場が一階だけだと500席余り。
ちょうど国立小劇場とほぼ同じで、
文楽には程の良い大きさ。
楽屋も今時珍しく畳敷きで、
我々にはホッとできる造りです。

豊松清十郎

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[2012/03/16 12:45] | あせらず清十郎 | トラックバック(0) | page top
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