募金活動では、大変な御協力をいただきました。(今年の御礼・其の二)
帰阪すれば間を空けず、
新春公演のお稽古。
これも28日に終えて、
「良いお年を」の声が飛び交う、
楽屋を後にしました。

29日から新年2日までは、
お休み、とは言いながら、
やはり初日の舞台を、
気に掛けての、
お正月。
そうそう羽目は外せません。
毎年の慣らいです。

振り返れば、
今年の文楽は、
文昇、そして
源大夫、
藤蔵と、
目出度い襲名の話題で、
華やかに始まりました。

しかし全てが
3月11日で、
大きく変わってしまいました。
人間には、どうする事も出来ない、
自然の大きな力。
あの災害を、目の前にして、
何も出来ないかも知れないけれど、
「何かをしなくては」
日本人の誰もが、
心の中でそう感じた、
一年だったと思います。

震災直後の募金活動では、
大変な御協力をいただき、
有難うございました。

思わぬ形での、
お客様との触れ合いも、
とても貴重な経験、宝物。
今年を表す漢字、
「絆」を強く感じました。

明かりを落とした、
薄暗い街並み、
動かないエスカレーター。
文楽に限らず、興行関係も、
ずいぶん打撃を受けました。
しかし被災地の方々を思えば、
「こんな事は何でもない」。
きっとこの思いも皆様と、
同じだったと思います。

そんな年の暮に、
配られた大入り袋。
秋の巡業で回った、
岩手、仙台の公演と共に、
一入の喜びがありました。
皆様、今年も一年、
本当に有難うございました。

豊松清十郎

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[2011/12/30 11:47] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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