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身の程を知る、足るを知る、だから、焦らずなのです。
先ずは、「焦らず」からです。
「焦るな!」と聞くと、
頑張っても結果が出なかったり、
なかなか目に立つ役がつかなかったりと、
舞台人生の中の辛抱どき、
我慢の時に出てくる言葉と
思われる方が多いのではないかと、思います。

しかし、私の「焦らず」は、
調子の良い時の戒めなのです。
舞台に立たせていただく中で、
時には自分の力以上のものが出せたり、
ずっと出来なくて、思い悩んでいた振りが、
ふっと遣えたりする、
嬉しい瞬間があります。
そんな時は、
急に上手くなった様な気がして、
喜びにググッと上がったテンションの中で、
「もっと上手くなりたい、ここでもう少しやれば」と
焦りの中で人形持ってみても、
それ以上は結果が出ず、苛立つ事が度々でした。
そんなに簡単に答えは出てこない事は、
分かっている筈なのに。
折角、何かを掴ませて頂いた、
その喜び、
幸せの方に目が向かず、
出来ない事ばかりに捉われていたのです。

向上しようという、意欲、気力は大切ですが、
その為に
「ああ、嬉しい」という喜び
「有り難い」という感謝の気持ちを失っては、
何にもなりません。
結果にばかり捉われて、
舞台を楽しめなくなってしまっては、本末転倒。
つまりは、大きな勘違いをしているのです。

良い意味で、
身の程を知る、足るを知る、という事の大切さ。
それを思い出す為に、
忘れない為に、舞台で良いことがあった日は、
「焦らず」と呟いてみるのです。

豊松清十郎

(「焦らず、怠けず、諦めず」その2)

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2010/03/22 09:46] | なまけず一所懸命 | トラックバック(0) | page top
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