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新人さんいらっしゃい(豊竹亘大夫・その1)
夏休み公演も、
半ばを迎えました。
一部の「舌切雀」、さすがは昔話の名作、
お子様達にも好評な様で、
幕切れには客席から、
手拍子も巻き起こり、
賑やかな幕閉めとなっております。

さて本日は久し振りに、
新人さんを二人、ご紹介いたしましょう。
先ず一人目は、豊竹亘(わたる)大夫君。
二年間の研修を終え、
英大夫兄さんの門人となり、
今年四月からは技芸員。
そしてこの夏休み公演、
「日高川」のツレで、
いよいよ初舞台となりました。

彼の本名は大浦渉。
師匠の英兄さん、その読みを生かして、
亘大夫、
と名付けられました。
すっきりと、素敵な芸名です。

生まれは東京、江東区は砂町。
同じ東京生まれでも、
山の手に育った私などには、
憧れの下町育ち。
江東区の生まれには、
同じ越路一門の、
千歳大夫さんがいらっしゃいます。

大阪言葉が肝心の、義太夫節。
言葉のなまりにかんしては、
この先苦労も多い事でしょうが、
同じ道を歩んだ同郷の兄さん、
色々アドバイスを、戴けることでしょう。

これから舞台です
これから舞台です

亘君は、昭和57年11月生まれ。
秋には29歳になります。
高校を卒業してから、
デザイン系の専門学校に二年。
関係の会社に就職した物の、
自分のやりたい事とは、
どうも違うと退職。
それからは俗に言うフリーターで、
行くべき道を、探しておりました。

眼鏡のツルにデザインを志した面影が
眼鏡のツルに、デザインを志した面影が

そんな時、
たまたま手に入った、
国立小劇場のチケット。
元々歌舞伎好きだった事もあり、
何でも見てやろうの精神で、
初めて行った文楽の舞台に、
いきなりはまって仕舞いました。

ちょうどその頃は、
第23期の研修生募集中。
応募したい気持ちはあれど、
伝統芸能という厳しい世界で、
自分がやっていけるのか、
決断の出来ぬまま、
募集は終了。
それから二年、文楽に通い続け、
やっぱり自分にはここしかないと、
24期研修生となったのは、
25歳を過ぎてから。

研修生の応募資格は、
本来なら23歳まで。
規定を過ぎても合格したのは、
その熱心さが伝わっての事でしょう。
二年も遠回りはしましたが、
その分、文楽への思いは確か。
人形の授業でも、口数少なく、
じっくりと取り組んでいた姿が、
記憶に残っています。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2011/07/29 12:50] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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