梅川忠兵衛、衣裳新調の巻・1
東京公演は、中日を過ぎ、
後半戦に突入致しました。
大阪に引き続いての、義捐金活動は、
今月も、連日多くの皆様に、
御協力戴き、関係者一同、
大変喜んでおります。
厚く御礼申し上げます。

今回の公演、東京には珍しく、
平日の夜の部に、
空席が目立ちます。
しかし、何と言っても、
あの震災の後。
暗くなって、家を空けるのはどうも、
という、お客様のお気持ち、
痛いほど、伝わって参ります。
今暫くは、
我々もその痛みに、
耐えて行かねば、と思っております。

先日、女性のお客様から、
「梅川、忠兵衛の着物、
変わってません?」
と尋ねられました。
それも、何人も。
さすが女性は、お着物に敏感。
正解です。

新しい梅忠です
新しい梅忠です

今回梅川、忠兵衛の衣裳、
久し振りに、新調いたしました。
落人という、二人の境遇を踏まえて、
裾模様の柄は、以前の物より、
ぐっと派手さを、抑えた物に。
それについては、皆様其々に、
御意見がおありでしょうが、
これから、お話ししたいのは、
仕立て下ろしの、衣裳について。

梅川の裾模様です
梅川の裾模様です

忠兵衛の裾模様です
忠兵衛の裾模様です

どの世界でも、新調の衣裳は、
喜ばれる物です。
大歌舞伎では、役者のお好みに合わせ、
毎回衣裳を、誂える様ですし、
洋の東西を問わず、まだ誰も袖を通さぬ、
新品の衣裳に、文句を言う人は、
一人もいない筈。
ところがところが、文楽では、
それがそうでは、無いのです。

梅川の裾模様のアップ
梅川の裾模様のアップです(ちょっと、地味ですかね)

忠兵衛の裾模様のアップ
忠兵衛の裾模様のアップです(どうも舞台映えは、しないようです)

豊松清十郎


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[2011/05/18 10:39] | おしらせ | トラックバック(0) | page top
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