吉田玉英さんがお亡くなりになりました
「玉英さんがお亡くなりになりました。ただもう、残念です。」と、
悔しがる清十郎さんからの電話を今朝受けました。
寂しいことです。
玉男師匠の楽屋では鏡を挟んで壁際に座り、
いつも大人しく微笑んでおられ、
言葉少なにではありましたが、
優しく応対して戴きました。
上手いなあ、と感じたのは
「奥州安達原」の安倍貞任の娘を遣った時でした。
後日の新聞にも書いてありました。
最近は老女形を得意として品良く勤めておられました。
昨年末の東京公演では
「近江源氏先陣館」の篝火を遣われましたが、
身体は弱っておられ、より細くなって痛々しいほどでした。
まだまだ先のある人でしたから残念です。
御本人も道半ばで無念さは察するに余りあります。
「可哀相になあ」と皆さんがおっしゃるに違いない人柄でした。
きっと今は玉男師匠の傍で静かに控えていらっしゃる事でしょう。

合掌

子龍

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[2010/03/08 12:50] | 子龍がゆく | トラックバック(0) | page top
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