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私も、精一杯勤めさせて戴きます。(四月のご案内です・其の4)
夜の部は先ず、「碁太平記白石噺」から。

東京国立劇場では、
昨年の5月に上演したばかり。
私もこのブログで、御紹介しましたが、
その時とは、人形の配役が、
ガラッと変わっておりますので、
「去年見たよ」と仰るお客様にも、
お楽しみ頂けると思います。

「雷門」では、やはり、どじょう。
東京では
簑二郎君が勤め、
毎日、楽しい工夫を盛り込んで、
お客様の喝采を得ましたが、
今回は、
勘緑、
幸助のWキャスト。
個性の違う二人が、互いに競い合って、
どんな遣い、どんな工夫を見せてくれるか、
私も楽しみです。

相手役の観九郎を、
ここも両人が勤めるのも、興味の湧く所。
若手とはいえ、実力派の二人。
ごくごくお気楽な場面設定ながら、
頭巾の陰では、縦横無尽の戦いが、
繰り広げられている筈。
首尾良く、抱腹絶倒と参りますでしょうか。
是非、前半と後半と見比べて、
違いを味わって戴きたいと思います。

「新吉原揚屋」では、
私が姉の宮城野で、
簑助師匠が、妹のおのぶを遣われます。
前回の公演でも、
和生さんが宮城野、
文雀師匠がおのぶと、
見た所、師弟逆転の様にも思えます。

しかし、もう少し考えを進めると、
傾城という特殊な役柄の上では、
型にはまった遣い方でも、
一応それらしく見える
宮城野に対して、
田舎から出てきた、純朴な娘、
それも、父母に死に別れたばかり、
というおのぶを遣う方が、
遥かに難しいのでしょう。

文五郎師匠も、お年を召してから、
おのぶを遣われた、と聞いています。
簑助師匠がおのぶを遣われるのは、
昭和46年以来。
私はまだ子供でしたが、
あの時のおのぶの、
可愛らしさ、いじらしさを、
今でも思い出します。
あれから40年近く。
今回は、どんなおのぶを見せて下さるのか。
自分の立場も忘れて、楽しみにしています。
お客様の感興を削ぐ事のなき様、
私も、精一杯勤めさせて戴きます。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2011/03/30 13:00] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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