新藤蔵の旅立ちを、お見守り下さい。(四月のご案内です・其の1)
皆様お待ちかねの、四月公演の幕が開きます。

日本全体が、大変な被害をこうむった、
大震災から、まだひと月足らず。
どこから手を付けたら良いのか、
見当もつかない惨禍を目の前に、
打ちひしがれた被災地でも、
少しずつ、力強い復興の槌音が、
聞こえて来ました。
今改めて、
舞台に立つ事の出来る、
幸せ、喜び、有難さを噛みしめながら、
このひと月の公演を、勤めて参ります。

さて、今月の舞台の話題と言えば、
何と言っても、
源大夫、藤蔵お二人の、
親子での襲名。
残念ながら、
源大夫師匠は直前の手術で、
初日からの舞台出演は、叶わなくなりましたが、
幸い、術後の経過は順調で、
口上には、出演出来そうな御様子。
我々も、
少し胸を撫で下ろしております。

名人藤蔵の名を継ぐという、大変な重圧の中、
晴れの舞台を迎えた、
新藤蔵君。
御観劇の皆様には、旧に倍する御声援で、
新藤蔵の旅立ちを、お見守り下さいます様、
一重に乞い願ぁぁい(チョン)上ぁげ奉りまするぅぅ。
と、ついつい口上口調になってしまいますが、
床で口上付きの襲名は、
寛治師匠以来十年振り。
口上の一幕では、本人は一言も発しないのが、
文楽流。

ロビーには、御祝いの品々も飾られ、
襲名の雰囲気を盛り上げます。
震災の悲しみも、劇場ではひとまず脇へ置いて、
襲名の華やぎを、御堪能戴けたら、
と願っております。

豊松清十郎

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[2011/03/27 22:00] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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