私、大好きなんですよね。(ギオンコーナーのお話その3)
ヴィアーレ座も終わり、
13日からまた、
ギオンコーナーに、出演しております。

東京生まれの、私にとって、
京都は、永遠の憧れの地。
その京都に、仕事と称して(?!)、
交通費を頂き、毎日出没できる。
私にとっては、夢の様なお話しですが、
このギオンコーナー、仲間内では、
思った程、人気が無いようで。

一つは、
移動時間の長さと、帰宅の遅さ。
二回合わせても、
僅か30分足らずの出番の為に、
移動に費やす時間は、
往復4時間。
遠い人だと、帰宅は11時を回ります。

他の出演者は、地元の方ばかりなので、
出番を、早めて下されば、良いのに、
雪のお掃除の為か、
文楽は一番最後。
まぁ、コーナーの関係者の方は、
「文楽さんは、トリを取って戴かないと」
と、上手い事おっしゃいますが。

もう一つは、
固定された演目。
何せ、このコーナーが始まって以来、
出し物は、お七一筋なのですから。
始めの内こそ、張り切って勤めていますが、
一週間、10日と過ぎ、慣れて来ると、
段々、辛くなってきます。

「ああ、又お七か、違う物やらせてくれ!」
と思うのは、人情として分かります。
まして、我々は舞台人。
慣れ切った物を、
ルーティーンとして、
気楽にやるのでは、満足できない。
何か新しい物に、常に挑戦する。
舞台に立つ者として、当然の在り方。
パフォーマーは、そうでなくては。

そうなんです、
そうなんです、が・・・
私・・・
コーナー大好きなんですよね。
だって・・・
出来ないんですもの・・・
大体が覚えが遅く、
本公演でも、
追いまくられてばかり。

他の人が、
「ああ、やっと中日か、あと何日あんねん」
と言っている時も、こちらは必死。
やっと少し、手応えが出てきて、
「さあ、これから!」
と、意気込んだ頃には、もう千秋楽。
「この狂言、一生続けば良いのに」
と、秘かに思う事も、度々。
やっぱり、
パフォーマー失格・・・
ですかね。

豊松清十郎

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[2011/03/15 09:00] | あせらず清十郎 | トラックバック(0) | page top
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