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「ふれあい文楽ヴィアーレ座」に出演いたします。(「二人三番叟」小考・1)
今年も
ふれあい文楽ヴィアーレ座
に出演いたします。

昨年のブログを見直すと、
丁度、始めて戴いたばかりの頃、
「はて、何を書いたら良かろうか」
「さて、この書き方で、皆様に、
分かって戴けるかな」
と、頭をひねっていた事、
懐かしく、思い出されました。

今年、上演いたしますのは、
「二人三番叟」と
「日高川」の二つ。

私は、三番叟を勤めます。
この「二人三番叟」は、
正月公演には欠かせない、
「寿式三番叟」から、
翁、千歳の件を除いた、舞踊物です。

「式三番」は、今年も上演されましたが、
何故か私は、いつも千歳ばかりで、
三番叟には、御縁がありません。
でも「二人三番叟」ならば、
何回も、経験が御座います。

それと云うのも、この「二人三番叟」、
「国土安穏、五穀豊穣」を謳った、
かの染之助、染太郎の様に、
ただもう只管
「おめでたーい」御祝儀曲。

義太夫節には珍しく、リズミカルで、
初めてのお客様でも、自然に体が動き、
時には、手拍子が起きる事も。

上演時間は15分程で、
お祝いの席の、演し物にも、
また、小公演の付け物にも、まことに程が良い。

まず口切に、上演すれば、
客席が、程良く温まり、
次に御覧戴くお芝居の、
客席からの反応は、三倍増し。
公演の締めに上演すれば、
これに勝るものなき、最強のデザート。
どんな悲劇を、御覧になった後でも、
「今日は楽しかったわぁ」と、
皆さん、にっこり笑顔で、お帰り戴けます。

しかもこの三番叟は、
若い人が、勢いだけを頼りに、
遣っても、それはそれとして、
舞台が、成立してくれます。
これは、床も然り。
荒削りで、時に形が崩れようとも、
懸命に頑張る姿があれば、
お客様にも、
納得して戴けます。

真に、まことに程が良い、
という事で、この二人三番叟、
個人的な小公演(よなべ、などと言ったりしますが)では、
正に独参湯<どくじんとう>ともいうべき、
無くてはならない、存在です。

お客様から、
「お祝いの席で何か」
と、御依頼があった時、
「こんな演目が、せめてもう一本あったら」
と感じるのは、私ばかりでは御座いますまい。
どなたか、「我こそは」という方、
作って戴けませんでしょうか。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2011/02/28 13:17] | あせらず清十郎 | トラックバック(0) | page top
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