緊張の毎日を、送っています。(新人さんいらっしゃい・田中大地君の巻その1)
大阪、文楽劇場と比べると、
打ち日の少ない東京公演。
早くも、中盤に差し掛かってきました。

二月は冬、
と言いながらも、
あちこちに、春の芽吹きが、
垣間見えているのは、
このブログでも、ご紹介した通り。

春と言えば、フレッシュマン。
そこで、本日は久し振りに、
このブログの人気コーナー、(いつの間に?)
「新人さんいらっしゃい」
を、お送りいたします。

今回ご紹介するのは、
田中大地君。
入門先は、
文雀師匠。
ただいまは、見習い期間の研究生。
技芸員として、芸名を名乗り、
舞台を踏む日を目指して、
先ずは、小幕の開け閉め、
主遣いの、草履運びなど、
基本の介錯に、
緊張の毎日を、送っています。

田中君です
↑田中君です。

因みに、小幕を開け閉めする事で、
役々の出入りの、きっかけが分かり、
草履を運ぶ事で、どこから出て、
どこに入ったかを覚える、と云う事で、
ただの下働きではなく、
自然に芝居を覚える、
大切な勉強の場にも、なっているのです。

大地君は、
1988年3月10日生まれ。
うお座AB型の22歳。
神戸市の東の端、東灘区住吉に、
生まれ育ちました。

うん?88年生まれで、大地?
88年は、ソウルオリンピックの年。
背泳ぎ100mの、金メダリスト、
あの、鈴木大地選手に、
肖っての命名かな、と思ったのは、
私一人では、ございますまい。
真相の程は、分かりませんが。

文楽を初めて見たのは、
関西学院大学、在学中の、
2009年11月公演。
演目は「芦屋道満大内鑑」
奇しくも、今回と同じ、「葛の葉」です。

大学時代は居合道を
↑大学時代は、居合道を。

当時、卒業を控えた、四年生でしたが、
どうも、普通の会社勤めに、食指が動かず、
就活にも、身が入らぬ毎日。
そこに、初めて見た、
文雀師匠の、「葛の葉」に、
「これだ!」とひらめいて、
即、文楽劇場に、問い合わせました。

ところが、何たることか、
二年に一度の、研修生募集は、
まだ、一年も先の事。

しかし、そう聞かされても、
「研修生になって、人形遣いに!」
という気持ちは、豪も揺るがなかった、
と云うのですから、いやいや、
なかなか、見上げた志です。

豊松清十郎

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[2011/02/12 20:54] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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