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八重を遣う以前の私的技術試論・その2
もう、この年になっては、
技術、テクニックの向上は、
今更考えられず、
そこは諦めて、
年齢を重ねたからこそ、
自然と身に付いた、
役の解釈を掘り下げる、取り組み方に、
切り替える道もあるのでしょうが、
やっぱり、諦められません。

中の絵は上から見えぬ三本のこの扇
↑「中の絵は上から見えぬ 三本のこの扇」白大夫は、見事に文句通り、開きますが。

元々、
何か自分を表現したくて、
あれか、これかと探していたら、
巡り合ったのが、文楽だった、
という訳では、ありません。

梅王丸の梅
↑梅王丸の梅。

たくさんの名人の、もうそれは、
「スゴイ!」
としか言いようのない、
素晴らしい遣いに魅せられて、
この世界に、飛び込みました。
本当に不器用なのに、
あんな風な、遣い手になりたいのです。

あの遣いは、出来ずとも、
せめてもう少し、近付かなくては、
それらしい動きで無くては、
泣くなんて、
怒るなんて、
恋人に、身をゆだねるなんて、
恥ずかしくて・・・

松王丸の松
↑松王丸の松。

もう十年もすれば、
きっと遣いが身に付いて、
思いっきりやれる、
もう十年、いや、もう五年、
と思っている内に、四十年。
まだ、乗り物を作っております。
しつこさだけは、天下一品です。

実際、自信のある動きが、増えて行く毎に、
舞台で気持ちを、表わすのが、
楽になり、自由になります。
そんな時は、嬉しい物です。
そうは言っても、私の場合、
なかなか、身に付きませんが、
たまに、ご褒美みたいに、
そんな事があるので、
とぼとぼ、歩いていけるのでしょう。

桜丸の桜
↑桜丸の桜

八重の事を、今回の舞台を、
お伝えする積りでしたのに、
逸れた話が、長くなってしまいました。

でも、
「文楽の人形遣いとして、
水準の表現力、
技術を身に付けたい」
というのが、私の願いですので、
これをお話し出来たのは、
良かったのかも知れません。

あ、ここまでのお話は、別に、
今回の(いつも?)舞台が上手く出来ない、
言い訳ではありませんので、
念の為。
(と、わざわざ書くのが、言い訳っぽい?)

小さく印が付いておりました
↑ 実は、小さく印が付いておりました。

恰好付けの私、手の届かぬ所を目指して、
目標だけは高く、現実は厳しく、
今日も励みます。
何か一つでも、
身に付いてくれる事を、
ほんの僅かでも、
前に進んでくれる事を、
信じて。
益々のご来場を、お待ちしております。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2011/02/11 10:21] | なまけず一所懸命 | トラックバック(0) | page top
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