東京二月公演ご案内・其の九(第三部「道行初音旅」)
そして
もう一幕は、
「道行初音旅」

通常、二段目の
「渡海屋」を、上演する時は、
その前の、
「伏見稲荷の段」とセットにするのが、
普通ですが、今回は特別。

勘十郎さんの、狐忠信に、
静はなんと、
簑助師匠。
三部の追い出しに、
なんとも、贅沢なデザート。

二月の寒風の中を、家路に就かれる皆様に、
舞台の魅力で、十分温まってから、
お帰り下さいませ、という、
制作の心遣いでしょうか。
イヤイヤ、こんな事を書くと、
「デザートとは何事。こちらがメインよ!」という、
お叱りの声が、聞こえてきそうです。

満開の、吉野の桜をバックに、
華やかに、心浮き立つ、連れ弾きの演奏、
見応えのある、二人の連れ舞。
何回見ても、この道行は、
最高です。
弾き出しの、三味線の旋律を聞くと、
いつも、ゾクゾクしてしまいます。

本公演での、
師匠と兄さん、二人の道行は、
今回が三度目。
国立以外の舞台では、何度も拝見しているので、
そんなに少ないとは、意外でした。

師匠譲りの、
「渡海屋」「大物浦」に、
師弟で魅せる、
「道行初音旅」。
こりゃぁ、
三部もやっぱり、
見逃せませんね!

楽日の御挨拶に、
恒例の大入り袋を、
変わらず、御披露出来ますよう、
今月も、おおぜいの皆様の御来場を、
お待ち申し上げます。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2011/02/04 20:14] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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