東京二月公演ご案内・其の三(第一部「嫗山姥」)
第一部、もう一幕は、
「嫗山姥」を。
こちらは、通称
「しゃべり山姥」と、呼ばれる通り、
八重桐の、仕方話が一つの見どころ。

軽快な節付けに乗って、
八重桐が、
廓の様子を、テンポ良く、
時には、ユーモラスに、
物語ります。

所作が早く、多くて、
主遣いも大変ですが、
左、足にとっても、
遣り甲斐のある、
憧れの手伝いです。

後半は、
引き抜き、ぶっ返りの衣装で、
かしらもガブに変わって、
花四点のつめ達と、
大立ち回り。
あの金太郎を産み落とす、母だけあって、
いや、それはもう、えらい怪力。
石灯篭が、つめ人形が、
ポンポン空中を、飛び交います。

義太夫節の、何とも言えない、心地よさ、
文楽人形の、本来持っている、おおらかさ。
とにかく、浮世の風も、理屈も忘れて、
人形芝居ならではの、愉しさを、
心ゆくまで、御堪能下さいませ。

涙と笑い、二つの魅力に溢れた舞台を、
一度に楽しめる、第一部。
これはもう、見逃せません!

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2011/02/01 19:06] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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