東京二月公演ご案内・其の一(第一部「芦屋道満大内鑑」前編)
第一部、まずは
「芦屋道満大内鑑」
一時期、映画などでブームにもなった、
陰陽師、
安倍晴明にまつわる、お芝居です。

不思議なのが、題名になっている、
芦屋道満さん。
この芝居で、彼を見た事がありません。
晴明の父、保名とは宮廷で、
天文博士の、地位を争うライバル。
当然、重要な役どころの、
筈なのに。

勿論、近年上演される段に、
登場しない、
というだけの事なのですが、
これまで御覧になった、お客様の中にも、
道満はイズコに?
と思われた方、
いらっしゃいませんか?

今回は、眼目の
「葛の葉子別れ」を、
御覧戴きます。

狐葛の葉は、
文雀師匠の当たり役。
本公演では、
三十年来、繰り返し勤められ、
練り上げて来られました。

歌舞伎ですと、役者さん自身が、
筆を持ち、時には口に咥えて、
「恋しくば・・・」の一首を、
障子に書き残したり、
本当の葛の葉姫との二役を、
早替わりで、勤めるなど、
役者本位の、派手な見せ場も、
あるようですが、
文楽は、あくまでも、
我が子、我が夫への、
愛情本位。

廿四孝の狐火のような、
遣い手の、早替わりなども、
いたしません。

豊松清十郎

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[2011/01/30 19:02] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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