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大阪錦秋文楽公演御礼「総力戦に挑みます」
怪我といえば
勘介君
鈴ヶ森が終わった所で
大道具が足に乗っかって
「痛ーあ。めっちゃ痛いです」
と言っておりましたが、
病院で調べたら
見事に親指がポッキリ。
そりゃ痛い筈。

それでも
「休んだら?」
という我々の声をよそに
片足引きずりながらも
ひと公演勤め上げ、
後半は
勧進帳で
片岡八郎も
遣い切りました。

御覧戴いたお客様で
足の不調に
気付かれた方は
おそらく無かったのでは。
立派なプロ根性です。

そしてここにまた
もう一人の
犠牲者(?)が。

今回
義経の足を
遣ってくれた
簑之君は
マイコプラズマという
たちの悪い肺炎で
9月東京公演を
まるまる休演する
という事になりました。

そのあとしっかりと
養生の甲斐あって
めでたく
この公演で
復活を成し遂げた、

とここまでは
良かったのですが、
未だに空咳が止まず
病院に行った所
レントゲンを見た
お医者様がひと言。
「ああ、折れてますね」。

咳の強さに耐えかねて
こちらの方も
肋骨が一本、
それは見事に
折れていたとか。

そんな風でも
彼もまた
ひと公演を勤めると
翌日には地元
飯田で
お仕事とか。
若さ、でしょうかねぇ。

そんなこんなで
あちこちで
病人ケガ人の絶えない
公演とはなりましたが、
こうして無事(ではないか)
千秋楽を迎えさせて
戴きました。

そして向かうは
東京公演。
50周年記念の節目。
通し狂言「忠臣蔵」が
我々を待ちうけております。

各人各々精進潔斎、
しっかり体調整えて
総力戦に挑みます。
討ち入り月の忠臣蔵、
皆様どうぞお楽しみに。

豊松清十郎

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[2016/11/26 09:09] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
大阪錦秋文楽公演御礼「ウッ、こっ腰が」
弁慶も花道の無い
通常の舞台でやる時は
最高の見せ場六法を
その場で回って
行ったり来たり。

これではやっぱり
迫力不足。
お客様にも演者にも
物足りなさが残ります。

今回は花道が調えられて
気分もスッキリさわやかに
しめくくる事が出来ました。

この花道通常は
客席下の奈落に
収められております。

1749-201601122.jpg
こちらが舞台から鳥屋口へ続く道

1752-201601122.jpg
下から見るとこの様に


今回に限らず
歌舞伎公演、
舞踊会などの時は
その部分の座席を取り
サンダーバードよろしく
地下から油圧で
迫上がって参ります。

1746-201601122.jpg
取った座席の一部がこちら

私もまだ見た事は
ございませんが、
花道が
格納庫から
登場するその様子
一度この目で
拝んでみたい物で。

「花道の無い時・・・」の様子はこちらに
栄光のゴールを目指して(違うか!)「今日も間に合った」
栄光のゴールを目指して(違うか!)「顔には笑みが」

連日おおよそ
一時間近く
体を固めてじっと辛抱。

ストレッチもせず
そんな毎日を
続けていたある日、
何気なく
テーブルの
皿に手を伸ばすと
「ウッ、こっ腰が・・・!」。

いわゆるひとつの
ギックリ腰という奴で・・・
(まあ軽ーいんですけどね)
しばらくサポーターの
お世話になっておりました。

それでも舞台に立つと
何とも感じないのですから
面白い物です。

豊松清十郎

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[2016/11/25 11:11] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
大阪錦秋文楽公演御礼「ア、アカン、もう限界」
夜の部
「勧進帳」では義経を。
本公演では平成15年以来。
じっと動かずただ只管
耐え忍ぶこの役。

1723-201601122.jpg
気品溢れる義経公

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衣裳の彩りも爽やかです

1733-201601122.jpg
髪もキューティクルケア万全のさらさらヘアー


しんどい役だ、という
記憶は残っておりましたが、
久し振りに遣ってみると
その辛さは
想像以上。

何べんか
ワ―ッと叫んで
舞台の真中に
走り込みたくなりました
(んなアホな)。

その義経公の
唯一発散できるのが
花道の引っ込み。

1735-201601122.jpg
こちらが花道

1744-201601122.jpg
文楽の舞台ではまた暫く拝めません


四天王に続いて
歩み出した
花道の七三で
笠を外し富樫の方を
ほんの一瞬
振り向いた
次の刹那
顔を再び笠に隠して
花道を走り込みます。

芸能人は歯が命。
義経の引っ込みは
スピードが命。

あの長い花道、
鳥屋口目指して
毎日全速力。

鈍った足がもつれ掛け
「ア、アカン、もう限界、
た、倒れる」
と思った事も公演中
幾度となくございました、が
お客様に拍手を戴く
あの瞬間が最高の気分。

花道を使わず揚幕に
ほんの三歩で入っては
ここまで耐えに耐えてきた
堅忍不抜の忍耐が
水泡気泡水のアワ。

1734-201601122.jpg
我々の目線からはこの様に

1741-201601122.jpg
上演中はこんな立て札も


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[2016/11/24 20:20] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
大阪錦秋文楽公演御礼「勘次郎、ありがとう!」
鈴ヶ森は
荒縄に縛られ
刑場に引き出される場面。

1713-201601122.jpg
こちらは鈴ヶ森のお駒

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処刑の場に向かう為白襟です


「片手で人形を遣うのは
大変そうですね」
と何人かのお客様から
言って戴きましたが、
以前遣った雪姫と比べると
時間も短く衣裳も軽く
ずいぶん楽に感じます。

殊に雪姫は
全くの独り舞台。
お客様の全ての目が
自分に一人に
注がれていると思うと、
精神的な重さも
格段に違う物です。

1719-201601122.jpg
髪に掛ける手絡(てがら)もお嬢様の城木屋では鹿の子絞り

1717-201601122.jpg
罪人になった鈴ヶ森ではワラを使います


片手遣いの
その時は
人形の形を決めるのに
足遣いの役割が
とっても大切。

今回足を遣ってくれた
和テイスト醤油顔の
イケメン勘次郎君には
ずいぶん助けて貰いました。
勘次郎、ありがとう!

「お駒の
簡単な縛り方」は
こちら に。

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[2016/11/24 10:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
大阪錦秋文楽公演御礼「言ったもん勝ち」
さて今回
私が戴いたお役は
昼の部お駒と
夜の部義経。
お駒は
約三年前、
平成25年12月に
初役で戴いて
これが2回目。

1706-201601122.jpg
こちらが城木屋のお駒ちゃん

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外題名通り黄八丈を着ております


その時のブログにも
書きましたが、
城木屋の段では
勝気で可愛く
才三さま命の
一途さを
全くお見せできず
悔いばかりが
残りました。

そして再び廻り来た
今回の舞台。
初役の反省を踏まえて
しっかりと受けとめてくれる
幸助君の才三相手に
前回のリベンジを
少しは果たせたかな
と思っております。
(言ったもん勝ちです)

我々
伝統芸能の
舞台に立つ者は
こうして一つの役に
何回か挑む事が
出来るのが
有難い所。

もしまた次回があれば
更に更に役を深めて、
と心に誓っております。

豊松清十郎

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[2016/11/23 21:21] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
大阪錦秋文楽公演御礼「厚く、篤く、熱ぅーく」
秋の深まりゆく10月末から
11月に掛けて開催される
大阪文楽錦秋公演。

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めでたく千秋楽

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当日券をお買求めのお客様も


劇場前もコースとなる
大阪マラソンに始まって、
春日大社の式年造替、
和歌山県では
鯛にクジラに伊勢エビ祭り、
彦根城には
ひこにゃん見参
(これは毎日でした・・・)
そして京都の紅葉と、
行事イベント満載で
近畿各地へ行楽に
お出掛けになる
機会の多いこの季節。

その為もあってか
正直申しますと
文楽劇場の一年で
一番厳しい
この公演
(と、関係者が密かに
申しておりました)。

日の暮れるのも早くなり
そろそろ寒さの
忍びよる夜の部は
特にお客様の足が
遠のきがちな公演で、

今回は「酒屋」での
簑助、
勘十郎師弟競演、

そして久し振りに
花道を設けての上演となった
「勧進帳」では
弁慶玉男の大奮闘が
評判を呼び、

楽日が近付くに連れて
お客様も
その数を増し、
今回も変わる事無く
めでたく大入りで
幕を閉じる事と
相成りました。

皆様有難う御座いました。

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価値ある一枚

ここで更に嬉しいご報告。

錦秋公演の大入りで
何と今年はお正月から
鑑賞教室も含めた
大阪5回の公演全てが
大入りとなりました。

これは大変な
快挙達成。
座員を勝手に代表致しまして
重ねて厚く、篤く、熱ぅーく
御礼申し上げます。

1764-201601122.jpg
大入り袋大集合
うーん何ともゴージャス

1760-201601122.jpg
ありがとうございました!


豊松清十郎

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[2016/11/23 14:14] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
初春公演配役
丁酉(ひのととり)
来たる平成29年の
幕開けとなる
初春文楽公演。
お待ちかねの配役が
発表されましたので
お知らせ致します。



□初春文楽公演
1月3日(火)~1月26日(木)
※ただし16日(月)は休演日


【第一部】11時開演(15時50分終演予定)

「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」
翁・豊竹呂勢太夫、鶴澤清治
千歳・豊竹始太夫、鶴澤清志郎
三番叟・豊竹睦太夫、鶴澤清馗
三番叟・豊竹芳穂太夫、鶴澤清丈’
豊竹希太夫、鶴澤寛太郎
豊竹咲寿太夫、鶴澤清公
竹本小住太夫、野澤錦吾
豊竹亘太夫、鶴澤燕二郎
竹本文字栄太夫、鶴澤清允

[人形役割]
千歳・吉田勘市
翁・吉田和生
三番叟・吉田一輔
三番叟・吉田玉佳

「奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)」
環の宮明御殿の段
中・豊竹靖太夫、野澤錦糸
次・豊竹咲甫太夫、鶴澤藤蔵
前・竹本英太夫、鶴澤清介
後・竹本文字久太夫、竹澤團七

[人形役割]
平傔仗直方・吉田玉輝
妻浜夕・桐竹勘壽
敷妙御前・吉田清五郎
八幡太郎義家・吉田文昇
桂中納言則氏実は安倍貞任・吉田玉男
外が浜南兵衛実は安倍宗任・吉田玉也
袖萩・豊松清十郎
お君・吉田簑太郎

「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」
十種香の段
竹本津駒太夫、鶴澤寛治

奥庭狐火の段
豊竹呂勢太夫、竹澤宗助
ツレ・豊澤龍爾
琴・鶴澤清公

[人形役割]
花作り簑作実は武田勝頼・吉田和生
八重垣姫・桐竹勘十郎
腰元濡衣・吉田簑助
長尾謙信・吉田文司
白須賀六郎・吉田玉勢
原小文治・吉田文哉


【第二部】16時半開演(20時05分終演予定)

「染模様妹背門松(そめもよういもせのかどまつ)」
油店の段
中・豊竹咲甫太夫、鶴澤清友
切・豊竹咲太夫、鶴澤燕三

生玉の段
豊竹芳穂太夫、竹澤團吾
ツレ・竹本小住太夫、野澤錦吾

質店の段
竹本千歳太夫、豊澤富助

蔵前の段
善六・豊竹松香太夫、野澤喜一朗
お染・竹本三輪太夫
久松・豊竹希太夫
太郎兵衛・竹本津國太夫
清兵衛・竹本南都太夫
ツレ・鶴澤燕二郎

[人形役割]
娘お染・吉田簑二郎
丁稚久松・吉田勘彌
番頭善六・桐竹勘十郎
下女りん・吉田玉翔
倅多三郎・吉田簑紫郎
芸妓おいと・桐竹紋秀
山家屋清兵衛・吉田玉志
母おかつ・吉田簑一郎
大阪屋源右衛門・吉田幸助
小道具屋利兵衛・吉田玉誉
祭文売り・桐竹勘次郎
質受男・桐竹紋吉
質入女房・桐竹紋臣
百姓久作・吉田玉男
親太郎兵衛・桐竹亀次

※この公演の演目入替はありません
※夜の部開演が通常より30分遅くなっております
御注意下さい。


豊松清十郎

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