5月公演「B班のお初を」
さて鑑賞教室で
御覧戴きますのは
近松世話物の
第一作
「曽根崎心中」。

シンプルな
筋立てに
お初徳兵衛が
心中に向かう
道行の美しさ。
文楽は初めて
と言う方には
これ以上はない
打ってつけの演目。

実演を交えた
丁寧な「解説」も付いて
入場料もグッとお安く。

仲の良いお友達に
文楽の魅力を伝えたい
と言うお客様、
是非この機会を
お見逃しなく。

私はB班の
お初を
勤めます。
徳兵衛は
玉男さん。
初めての方に
「また見てみたい」
と思って戴ける様に
頑張ります。

お勤めの皆様には今年も
18時半開演の
「社会人のための
文楽鑑賞教室」が
開催されます。

学生団体主体の為
売り切れる事の多い
昼間の公演に比べると
見やすいお席を
お取り戴ける筈。

また今年から
初めての
試みとして
千秋楽23日に
「外国人のための
文楽鑑賞教室」
がスタート。

解説のご案内役は
山形弁でお馴染みの
ダニエル・カールさん。

英語、
日本語に加えて
中国、韓国語の
イヤホンガイドが
無料で付いて参ります。

もちろん
日本の方にも
ご入場戴けます。

文楽見ながら
語学に親しむ。
二倍お得な(?)
このチャンス。
こちらも
どうぞ
お見逃しなく。

本公演には
こちらもお馴染み
「絵本太功記」を。

みどり狂言でも
上演される事の多い
「十段目」に加えて
今回は
「本能寺」そして
「妙心寺」
の各段も上演致します。

図らずも主君を
討ち取る事となった
光秀の苦悩と葛藤。
その運命に翻弄される
一家の人々。

全段通してでないと
上演される事の少ない
これらの場から
御覧戴く事で、
光秀とそれを取り巻く
人々の思いが
より深く心に
迫って来る事と
思います。

初夏の陽気も
感じられる
5月の公演。
皆様どうぞ
お出掛けを。

豊松清十郎

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[2016/02/21 11:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
5月公演「鑑賞教室とは?」
今回の配役を御覧になって
おや?
と思われる方も
多かったのでは。
通年ならば本格的な
通し狂言も多い5月に
鑑賞教室とは?

実は昭和41年
ここ三宅坂の地に
誕生致しました
国立劇場、
今年の秋に
開場50周年を
迎える事となりました。

そのお目出度い
節目の年を寿いで
劇場も様々の
記念事業を
計画中。

その中で例年ならば
12月に行われていた
文楽鑑賞教室が
今年は5月に
開催されます。

皆様、どうぞ
お間違えの
御座いません様に。

それにしても
伝統芸能の殿堂
国立劇場が生まれて
半世紀とは。
私も開場時
生まれては
おりましたが。
月日の経つのは
早い物です。

豊松清十郎

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[2016/02/20 10:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
5月公演「配役」
次回
5月東京公演
配役のお知らせです。


□5月東京文楽公演

5月11日(水)~23日(月)

※今回は本公演、鑑賞教室とも
上演日によって
開演時間が変わりますのでご注意ください。


先ずは鑑賞教室を

【文楽鑑賞教室】
「ぶんらくへようこそ」
午前の部:11時開演(13時20分終演予定)
午後の部:14時開演(16時20分終演予定)
社会人、外国人向け:18時半開演(20時50分終演予定)

・A班
11日~17日:午前の部
18、19、21日:午後の部
20日:社会人向け
23日:外国人向け
22日:休演

解説{文楽の魅力」
豊竹靖大夫
鶴澤寛太郎
吉田玉翔

「曽根崎心中」
生玉社前の段
豊竹希大夫、竹澤團吾

天満屋の段
豊竹英大夫、鶴澤燕三

天神森の段
お初・豊竹睦大夫、鶴澤清志郎
徳兵衛・竹本南都大夫、豊澤龍爾
豊竹咲寿大夫、鶴澤清公
豊竹亘大夫、鶴澤燕二郎

[人形役割]
手代徳兵衛・吉田和生
丁稚長蔵・吉田簑次
天満屋お初・桐竹勘十郎
油屋九平次・吉田文司
田舎客・桐竹勘次郎
遊女・桐竹紋秀
遊女・吉田玉翔
天満屋亭主・吉田玉勢
女中お玉・吉田清五郎

・B班
18日~23日:午前の部
11日、12日、14日、17日:午後の部
13日、16日:社会人向け
15日:休演

解説{文楽の魅力」
豊竹希大夫
豊澤龍爾
吉田玉誉

「曽根崎心中」
生玉社前の段
豊竹靖大夫、野澤喜一朗

天満屋の段
竹本千歳大夫、豊澤富助

天神森の段
お初・豊竹芳穂大夫、鶴澤清馗
徳兵衛・豊竹始大夫、鶴澤寛太郎
竹本小住大夫、野澤錦吾
豊竹亘大夫、鶴澤清允

[人形役割]
手代徳兵衛・吉田玉男
丁稚長蔵・吉田玉誉
天満屋お初・豊松清十郎
油屋九平次・吉田玉輝
田舎客・吉田玉彦
遊女・吉田簑紫郎
遊女・桐竹紋吉
天満屋亭主・吉田文哉
女中お玉・吉田簑一郎


続いては本公演

【本公演】
14時開演(17時35分終演予定):13日(金)15日(日)16日(月)20日(金)22日(日)23日(月)
17時開演(20時45分終演予定):11日(水)12日(木)14日(土)17日(火)18日(水)19日(木)21日(土)

「絵本太功記」
本能寺の段
口・豊竹咲寿大夫(前半)竹本小住大夫(後半)、鶴澤清公
奥・豊竹咲甫大夫、竹澤宗助

妙心寺の段
口・豊竹芳穂大夫、鶴澤清丈'
奥・豊竹呂勢大夫、野澤錦糸

夕顔棚の段
豊竹睦大夫、鶴澤清友

尼ヶ崎の段
前・竹本文字久大夫、鶴澤藤蔵
後・竹本津駒大夫、鶴澤清介

[人形役割]
尾田春長・吉田幸助
森の蘭丸・吉田玉勢(前半)吉田簑紫郎(後半)
三法師丸・吉田和馬(前半)吉田簑之(後半)
阿野の局・吉田文昇
腰元しのぶ・桐竹紋臣
森の力丸・吉田文哉(前半)桐竹紋秀(後半)
宗祇坊・桐竹亀次
武智光秀・吉田玉志
武智十次郎・吉田勘彌
妻操・吉田簑二郎
四王天田島頭・吉田玉佳
母さつき・吉田玉也
嫁初菊・吉田一輔
真柴久吉・吉田勘市
加藤正清・桐竹勘介(前半)吉田玉路(後半)

※ダブルキャスト
前半:11日(水)~17日(火)
後半:18日(水)~23日(月)

豊松清十郎

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[2016/02/19 12:04] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
第4回中日文楽「お馴染みと」
今や名古屋の地に
しっかり根付いて
お馴染みとなりました
中日文楽も
今年で4回目。

今回も
名作を取り揃えて
御覧戴きます。

昼の部にはまず
「寿式三番叟」。
荘重な翁の出は
グッと格調高く。
千歳が爽やかに舞い、
最後は二人の三番叟が
心浮き立つ曲にのって
賑々しく
舞いおさめ。

三番叟のみの部分で終わる
地方公演と違い
本公演ならではの
式三番叟。
お楽しみ下さい。

続いて御覧戴くのは
お馴染み忠臣蔵から
今回は勘平の苦衷に
焦点を当てた
五、六段目を。

妻おかるの里に帰り
猟師で生業を立て
主君の
仇を討つ機会を
窺う勘平に
降ってわいた
思い違いの
不幸の数々。
心に残る名作です。

夜の部の一本目は
「壺坂観音霊験記」。
「三つ違いの兄さんと」の
名文句で文楽を
御存じない方にも
有名なお芝居ですが、
本公演では
上演される事の
少ないのは不思議。

お互いを思う心の深さから
谷底に身を投げた夫婦が、
観音様の御利生で
命を助かりあまつさえ
沢市の目も開くという
文楽には珍しい
ハッピーエンドの終幕。
夫婦の細やかな情愛を
たっぷりご堪能下さい。

最後に上演致しますのは
「本朝廿四孝」。
「十種香の段」で
御覧戴きたいのは
簑助師匠の遣われる
八重垣姫の
艶やかさ、
可愛らしさ。
宿敵信玄の息子
勝頼に恋焦がれる
姫のいじらしい姿。

私はその恋の相手
勝頼を
初役で勤めます。

凛とした振る舞いで
純真な姫に思いを
寄せられるのも尤もと
皆様に感じて戴ける様
精一杯勤めます。

「奥庭狐火の段」は
追手の掛かる勝頼に
その危機を知らせんと
ただその一念で
凍りついた諏訪の湖を
神の使いの狐と共に
渡りそめる八重垣姫。

この場の姫を勤める
勘十郎さんの
独り舞台。
妖しくも華やかに
舞台を打ち上げます。

梅雨入り前の五月晴れ。
夏を思わせる陽気が
例年の事のこの公演。

名古屋近辺の
お客様は勿論、
今年は
お休みとなった
博多座を残念に思う
九州の皆様も
(そうはいきませんか)。

今年も
変わらぬ大入りを
心から願っております。

豊松清十郎

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[2016/02/12 10:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
第4回中日文楽「配役」
4回目を迎える
中日文楽の配役が
発表されました。


□第4回中日文楽公演

【公演日】(二日間)
5月28日(土)
5月29日(日)

【入場料】(通し割引あり)
SS席7300円
A席6500円
B席4000円

【演目、配役】

〈昼の部〉11時開演
「解説-文楽の魅力」
豊竹芳穂大夫

「寿式三番叟」
翁・豊竹咲大夫、鶴澤清治
千歳・豊竹呂勢大夫、鶴澤燕三
三番叟・豊竹希大夫、鶴澤清馗
三番叟・豊竹靖大夫、豊澤龍爾
豊竹咲寿大夫、鶴澤燕二郎

[人形役割]
翁・吉田和生
千歳・吉田勘彌
三番叟・吉田幸助
三番叟・吉田一輔

「仮名手本忠臣蔵」
二つ玉の段
豊竹芳穂大夫、竹澤團吾
胡弓・鶴澤燕二郎

身売りの段
豊竹咲甫大夫、鶴澤清志郎

早野勘平腹切の段
豊竹英大夫、竹澤團七

[人形役割]
百姓与市兵衛・桐竹紋臣
斧定九郎・吉田玉佳
早野勘平・吉田玉男
女房おかる・桐竹勘十郎
与市兵衛女房・吉田簑二郎
一文字屋才兵衛・吉田簑一郎
めっぽう弥八・吉田玉翔
種ケ島の六・吉田玉誉
狸の角兵衛・吉田簑次
原郷右衛門・吉田玉也
千崎弥五郎・吉田勘市


【夜の部】16時開演
「解説-文楽の魅力」
豊竹咲寿大夫

「壺坂観音霊験記」
沢市内の段
豊竹呂勢大夫、竹澤宗助

山の段
竹本千歳大夫、豊澤富助
ツレ・豊澤龍爾

[人形役割]
女房お里・吉田和生
座頭沢市・吉田玉男
観世音・桐竹勘介

「本朝廿四孝」
十種香の段
竹本津駒大夫、鶴澤清介

奥庭狐火の段
豊竹咲甫大夫、鶴澤藤蔵
ツレ・鶴澤清志郎
琴・鶴澤清馗

[人形役割]
花作り簑作実は武田勝頼・豊松清十郎
八重垣姫(十種香)・吉田簑助
八重垣姫(奥庭狐火)・桐竹勘十郎
腰元濡衣・吉田簑二郎
長尾謙信・吉田玉也
白須賀六郎・吉田文哉
原小文治・吉田玉勢

[人形部]
桐竹紋秀、吉田簑紫郎、桐竹紋吉、桐竹勘次郎、吉田玉彦、吉田玉路
吉田和馬、吉田簑之、吉田簑悠、吉田玉征、桐竹勘昇


□チケット発売

【先行抽選発売】(SS席のみ、枚数制限あり)
インターネット:
3月13日(日)11時より
3月15日(火)11時まで

電話:
3月20日(日)10時より
3月21日(月)23時30分まで

【一般発売】
電話、ネット、窓口、プレイガイド
3月28日10時より

□お問い合わせ

中日劇場:052-263-7171

お買求め方法など詳しい事は
こちらのホームページで
http://www.chunichi-theatre.com/presents/2016/5/5gatsu6.html

豊松清十郎

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[2016/02/11 17:48] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
新春公演御礼・4「お客様から大きな拍手」
今月の配役が
鉄ヶ嶽と決まり
次は誰かいないかと
九州場所の
中継を眺める
文司君。

よしこれだ、と
白羽の矢を立てたのが
琴奨菊。

初日から早速
やっては見た物の
どうも
高見盛の様な
手応えは無し。

「やっぱり地味だったかな」
と思いながら、
それでもめげずに
続けている内に
初場所が始まると
文司君の思いが
伝わったのか
琴奨菊はあれよ
あれよの連勝街道。

とうとう
日本出身の
力士としては
十年振りの優勝を
果たす大活躍ぶりに、
文楽劇場の鉄ヶ嶽にも
お客様から大きな拍手。

先見の明ありと
褒めそやす楽屋の声に
「僕は芝居の初日から
やっているからね」
と念を押しておりました。

「琴奨菊は優勝したけど
こちらは楽日まで全敗。
いっぺん勝たせて
やりたいけどなぁ」
と文司君。

うーん、
それはちょっとねぇ。
初場所は終わりましたが
琴バウアーは2月の
国立場所でも
御覧戴けます。
皆様どうぞご注目を。

2月公演も目前に。
寒さは緩んで
参りましたが
いよいよこれからが
寒さのピーク。

大雪などで皆様に
ご迷惑の掛からぬ様にと
念じています。

それでは皆様
次回国立劇場の舞台で
お待ち申し上げます。

豊松清十郎

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[2016/02/04 10:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
新春公演御礼・3「文司君の遣う鉄ヶ嶽が」
さてその披露狂言
「関取千両幟」の
相撲場の段では、
曲弾きに続いて
猪名川と鉄ヶ嶽の
取り組みの場面を
御覧戴きました。

0624-160128.jpg
相撲場の鉄ヶ嶽

0630-160128.jpg
かしらは金時です


普段割愛される
事も多いこの場、
今回はいつも書き割りの
見物衆も
ツメ人形で
臨場感たっぷり(?)に
お目に掛けました。

二人の力士が
立ち合う前の
仕切りの場、
土俵の柱に
鉄砲を喰らわせた後
文司君の遣う鉄ヶ嶽が
両手振りあげ
大きく背を反らした
パフォーマンス。

ん?
あれは・・・
琴奨菊?
そう、今やお馴染み
琴奨菊名物(?)
琴バウアー。
(と言うんだそうです)

0627-160128.jpg
ん? 琴奨菊?

0633-160128.jpg
おへそもついてます


実は三年前東京で
鉄ヶ嶽を勤めたのも
文司君。

この時久し振りに
取り組みの場が
出るという事で、
仕切りの場で
何か工夫が
出来ないかと考え、
思いついたのが
引退前の
高見盛。

顔をバチバチ
胸をドンドン、
お客様からは
大喝采を戴き大いに
舞台を盛り上げました。

豊松清十郎

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[2016/02/03 08:20] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
新春公演御礼・2「いよいよ聞き納め」
今月は
何と言っても
嶋師匠の引退披露。

上演前の
床の上では
口上が行われ

0615-160128.jpg

0613-160128.jpg

楽屋ロビーには
たくさんの
お花が。

0656-160128.jpg

引退を惜しむ
お客様からは
客席のあちこちで
「嶋大夫!」の
声が掛かって、
寂しい中にも
熱のこもった
活気あふれる
舞台となりました。

千秋楽の上演後には
舞台上で
寛治師匠、
簑助師匠から
花束贈呈のセレモニー。

客席からは
大きな拍手が送られ
嶋師匠もうっすらと
目を赤らめて
おられました。

師匠の舞台は
次回
2月公演が
いよいよ聞き納め。
八代豊竹嶋大夫
渾身の舞台
どうぞお楽しみに。

豊松清十郎

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[2016/02/02 18:24] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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