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初春公演御礼・続きの三段目(あくまでも人形遣い)
また小道具を扱う時にも
気を配らねば
なりません。

2509-140129.jpg
二人禿の小道具たちです

御覧の通り
羽根や毬には
差し金、
と呼ばれる
棒が付いております。

2513-140129.jpg
木製なのに差し「金」とは?

棒があれば
当然この様に
持ちたくなるのが
人情、
という物。

2528-140129.jpg
これでは何か不都合が?

しかーし、
それが大間違い。
これでは人形の手と
毬との縁が
切れてしまいます。

2530-140129.jpg
失敗例

我々はあくまでも
人形遣い。
役者さんでは
ありません。
物を持った時は
自分自身ではなく
人形の手が
どの様に見えるかを
常に意識しなくては。

毬の差し金は
持つ為の物でなく
単なる支え
と心得て、
毬その物を握ると
ほーら、
大成功。

2531-140129.jpg
これなら合格!

この事は
毬ばかりにはとどまらず
羽子板の柄を持つ時や
立役ならば
刀のツカを持つ時も、
自分の寸法で
得心していると
人形の手は
あらぬ所に。

たとえ少々
持ちづらくとも
自分を殺して
人形第一に。
いつも忘れては
ならない
大切な心得事です。

豊松清十郎

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[2014/01/31 12:15] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
初春公演御礼・続きの二段目(弁慶に大汗かかす)
かしらを傾げて
可愛らしく
羽根の様に
軽やかに、
と思いながら
段切れが
近付く頃には
重さを支えるのに
もう必死。

わずか
十分程の
短い舞台が
長くながぁく
感じられます。

重いといえば
思い出すのは
文吾兄さん。

日頃から
力自慢の
文吾兄さん。
和唐内の人形でも
「重い」
という言葉を
聞いた事がありません。

まだ前名の
小玉だったある日、
禿の役が兄さんに。
舞台を下りると
額には玉の汗。

その姿に先輩が
「こたん(小玉時代の愛称です)、
エライ汗やな。
禿みたいなもん
軽いやろ」
と問いかけると、
「イヤもう、
五条橋の弁慶より
重たいですワ。
この弁慶に
大汗かかす」(分かりますか?)
と笑いながら
返していましたが。

2521-140128.jpg
なんじは何者?
かむろです


確かにここぞ、
という時に
重さを支える
「つきあげ」も無く、
女方には立役と
また一味違う
重さがございます。

豊松清十郎

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[2014/01/29 16:05] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
初春公演御礼・続きの一段目(ボディブローの様に)
さて、初春公演の開幕を
華やかに飾ってくれた
「二人禿」。

2518-140128.jpg
これでは「一人禿」ですが

嬉しいごあいさつの
「おまけ」として、
この禿ちゃんの
ヒミツをいくつか
お話し致しましょう。

2525-140128.jpg
可愛らしいその姿

まだ朝もやの
立ち込める
京都の遊郭。
眠い目を
こすりながら
朝の支度に
忙しい禿ふたり。

愛らしく軽やかに
舞い踊るその姿。
一見、
軽そうに見えて
この人形、
実はなかなか
重いのです。

大きな刺繍の
振袖に
裾にはたっぷり
綿の入った
三枚ぶき。

衣裳が重い、
という事も
あります、が
それより何より
一番応えるのが
裾を絡げた
足吊りの形。

2522-140128.jpg
この足を糸足と申します

女形の人形は
足遣いが着物の
フキを持ち
裾をさばいて
遣うのが定番。

腰から下の所
衣裳の重さの
半分は
足遣いが
助けてくれます。

ところが
裾をからげて
足を吊ると、
重みが全て
左の腕に。

誰にも
助けて貰えない・・・
孤独です。

と、まあ言う程
重さに違いは
ない筈ですが、
進むにつれて
この違いが
ボディブローの様に
効いてくるのです。

豊松清十郎

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[2014/01/28 21:35] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
初春公演御礼「総力を挙げて取り組みます」
初春公演御礼「総力を挙げて取り組みます」

午年平成26年の
初春公演も
お蔭様で無事
千秋楽を
迎えました。

ん?
無事? ぶじ?
いやいやいや
「無事」どころでは
ありません。
このブログを
御覧の皆様には
もうお馴染みの
この袋。

2557-140127.jpg

これは・・・
そう!
大入り袋。

一昨年の11月
「忠臣蔵」の通し以来、
大阪では
一年二か月ぶりの
ご披露となりました。

それもただの
大入りでは
ありません。

正月公演としては
文楽劇場30年の
歴史の中で
観客動員
ナンバーワン。
その数何と
2万6千人!(速報値)

お正月の観客数は
一昨年が2万人。
大入りにあと一歩で
「惜しい!」と
残念の臍をかんだ
昨年が2万1千人。
「独参湯」を引っ提げ
総力を傾けて臨んだ
前回の大入りでも
2万4千人あまり
でしたから、
これはもう
驚くべき数。

いくら「!」を付けても
付け足りず、
忠兵衛を持って
踊り出したい位の
気分です。

新聞、テレビなど
関西マスコミの
皆さんは
文楽について
今回も大きな
スペースを割いて
取り上げて下さいました。

それもトピック的な
補助金問題の
記事ばかりでなく、
文楽への温かな
眼差しを持って
公演の見どころや
演者の意気込みを、
肌理細かく丁寧に
伝えてくれました。

文楽を愛する気心の通じた
記者さん達のみならず、
各紙を代表する
主幹クラスの方々が書かれた
「文楽のこれからを
末永くお伝えしていきたい」
というコラムを
各所で見かけて
更に心強く感じました。

その呼び掛けに応え
詰めかけて下さった
多くのお客様。

後半になって
益々勢いを増す
お客様の数に
何かお応えしなければと、
お出迎えに出た
技芸員から
「文楽は初めて、という方が
多い様ですよ」
と聞きました。

初春に初文楽、
お楽しみ戴けました
でしょうか。

そしてそして
どんなときにも
いつも変わらず
お越し下さる
昔からのお客様。
手先の凍える
冬の寒さも厭わず
1回を2回に、
2回を3回にと
ご来場戴いたに
違いありません。

客席からの反応も
今回は一入温かく
また熱い物。

私も今回の忠兵衛
結果は兎も角
(ともかくではアカン!)
師匠の胸を借りて
楽日まで自分なりに
精一杯取り組む事が
出来ました。

この舞台で学んだ
数多くの事を、これからに必ず
生かして参ります。

次回の大阪は
開場30周年をめでたく飾る
「菅原」の通し。

皆様の励ましを
無駄にせず
座員一同
スタッフと
力を合わせて
御期待に背かぬ様
総力を挙げて取り組みます。
変わらぬご来場を
お待ち致しております。

最後にもう一度。
お寒い中を劇場まで
足をお運び戴いた
多くの皆様に
心より御礼
申し上げます。
有難うございました。

豊松清十郎

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[2014/01/27 23:11] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
4月公演配役
4月文楽公演の配役が発表となりました。

国立文楽劇場
開場三十周年記念
通し狂言「菅原伝授手習鑑」

4月5日(土)~27日(日)*ただし16日(水)は休演日

【第一部】10時半開演(15時20分終演予定)
大内の段
豊竹亘大夫、鶴澤清允
竹本小住大夫、鶴澤燕二郎
豊竹咲寿大夫、野澤錦吾
豊竹靖大夫、鶴澤清公
豊竹希大夫、鶴澤寛太郎
豊澤龍爾

加茂堤の段
桜丸・竹本三輪大夫、竹澤團吾
八重・豊竹芳穂大夫
松王丸・竹本津國大夫
梅王丸・豊竹始大夫
三善清貫・竹本文字栄大夫
斎世親王・豊竹睦大夫
苅屋姫・竹本南都大夫

筆法伝授の段
口・豊竹靖大夫、豊澤龍爾(前半)
豊竹希大夫、鶴澤寛太郎(後半)
奥・竹本津駒大夫、鶴澤寛治

築地の段
豊竹睦大夫、鶴澤清志郎

杖折檻の段
豊竹呂勢大夫、鶴澤清介

東天紅の段
豊竹咲甫大夫、鶴澤宗助

丞相名残の段
切・豊竹咲大夫、鶴澤燕三

[人形役割]
左大臣時平・吉田玉輝
菅丞相・吉田玉女
春藤玄蕃・吉田幸助
唐使天蘭敬・桐竹亀次
斎世親王・吉田清五郎
舎人松王丸・桐竹勘十郎
舎人梅王丸・吉田文司
舎人桜丸・豊松清十郎
苅屋姫・吉田一輔
女房八重・吉田文昇
三善清貫・吉田勘市
左中弁希世・吉田玉佳
局・桐竹紋秀
腰元勝野・桐竹紋臣
御台所・吉田勘彌
菅秀才・桐竹勘介(前半)吉田玉路(後半)
武部源蔵・吉田和生
女房戸浪・吉田簑二郎
荒島主税・吉田文哉
立田前・吉田勘彌
宿禰太郎・吉田玉志
伯母覚寿・吉田和生
土師兵衛・桐竹勘壽
贋迎い・吉田簑一郎(前半)吉田勘市(後半)
奴宅内・吉田玉勢
判官代輝国・豊松清十郎


【第二部】16時開演(20時55分終演予定)
車曳の段
松王丸・豊竹英大夫、鶴澤清治
梅王丸・竹本津駒大夫
桜丸・豊竹呂勢大夫
杉王丸・豊竹咲寿大夫(前半)竹本小住大夫(後半)
時平・豊竹松香大夫

茶筅酒の段
竹本千歳大夫、竹澤團七

喧嘩の段
豊竹咲穂大夫、野澤喜一朗

訴訟の段
竹本文字久太夫、鶴澤藤蔵

桜丸切腹の段
切・竹本住大夫、野澤錦糸

天拝山の段
豊竹英大夫、鶴澤清友

寺入りの段
豊竹芳穂大夫、鶴澤清馗(前半)鶴澤清丈(後半)

寺子屋の段
切・豊竹嶋大夫、豊澤富助

[人形役割]
梅王丸・吉田文司
桜丸・豊松清十郎(車曳)
桜丸・吉田簑助(桜丸切腹)
杉王丸・吉田簑紫郎
松王丸・桐竹勘十郎
左大臣時平・吉田玉輝
親白太夫・吉田玉也
百姓十作・吉田簑二郎
女房八重・吉田文昇(茶筅酒)
女房八重・吉田文雀(訴訟、桜丸切腹)
女房千代・吉田清五郎(茶筅酒、喧嘩、訴訟)
女房千代・桐竹紋壽(寺入り、寺子屋)
女房春・桐竹勘壽
菅丞相・吉田玉女
安楽寺住職・吉田簑一郎
弟子僧・吉田玉彦
鷲塚平馬・桐竹紋吉(前半)吉田玉翔(後半)
よだれくり・吉田簑次
菅秀才・桐竹勘介(前半)吉田玉路(後半)
女房戸浪・吉田簑二郎
一子小太郎・吉田玉誉
下男三助・桐竹勘次郎
武部源蔵・吉田和生
春藤玄蕃・吉田幸助
御台所・桐竹勘彌


*ダブルキャストは
前半:4月5日(土)~4月15日(火)
後半:4月17日(木)~4月27日(日)です

*通し狂言ですので昼夜の入替は御座いません

*今公演から消費税の引き上げに伴い
4月1日より
入場料の値上げが
ございます。
ただし3月31日までに
ご購入のお客様には
旧料金が適用
されますので
お早目の
お申し込みが
お得です。

なお新料金への
移行作業等の為
3月末にチケットの
お取り扱いが
出来ない日がございます。
詳しくはこちらで。
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2014/4114.html?lan=j

前回、菅原の通しは
同じ午年の平成14年。
干支をひと回りして
12年振りの
上演です。

国立文楽劇場も
開場から早30年。
4月からの一年は
その節目に相応しい
番組立てを、
と制作スタッフも
知恵を絞っております。

その記念番組の
幕明きを飾る
「菅原」の通し公演。

技芸員、スタッフの
総力を結集して
お送りいたします。

私が勤めますのは
桜丸と輝国。
どちらも初役、
勉強会でも
遣った経験はありません。

特に桜丸は
三段目佐田村で
覚悟の腹を切る
桜丸を遣われる
簑助師匠の
イメージを損なわぬ様
精一杯勉強させて戴きます。

満開の桜の中
文楽の新しい
門出を祝う
大阪4月公演。
どうぞ
お楽しみに
お待ち戴きます様に。

豊松清十郎

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[2014/01/24 20:10] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
1万3千人の感謝
14日の停電では
ご来場の皆様に
大変な
ご迷惑を
お掛け致しました。
改めて
お詫び申し上げます。

当然お客様から
厳しいお叱りを
受ける事かと
思っておりました所、
そのような事も無く
皆様静かに
お帰りになられた
とお聞きし、
感謝の気持ちと共に
あのような時にも
舞台の進行を
止める事無く、
何事も無かった
かのように、
語り続け
弾き続け
遣い通した
私どもの思いを
お汲み取り
戴けたのかなと
嬉しく思っています。

有難うございました。

この様なご迷惑を
二度とふたたび
お掛けせぬようにと
スタッフ共々
誓い合っていた
昨日17日、
昼の部の開演が
三分押しに
(遅れる事を幕内では
「押す」と申します)。
「今度は何が!」
と聞いてみれば
な、なんと!
平日にも関わらず
当日券を
お買求めの
お客様を
お待ちする為の
三分押し。

これは前日
朝日新聞に、
入場者数が
規定に達せぬ為
来年度大阪市からの
補助金減額が
決定的になった、
という記事が
掲載された事。

その記事はこちらに
http://www.asahi.com/articles/ASG1G7763G1GPTFC01X.html

【文楽協会への補助減額へ 条件の入場者数、達成困難】

大阪・日本橋の国立文楽劇場で上演されている
人形浄瑠璃文楽の初春公演の観客数が
12日間で計約1万3千人だった事が15日、分かった。
この結果、残り11日間計22公演ですべて満席(731席)でも
計約1万6千人にとどまり、大阪市が文楽協会に
満額2900万を助成する条件を満たす約3万人に達せず、
今年度の補助金は減らされる見通しとなった。
大阪市は今年度の補助金について、
国立文楽劇場の入場者数が
年度内10万5千人以上ならば満額、
それ未満なら入場者1人につき約1930円ずつ削減、
9万人以下ならゼロという指針を示していた。
15日現在の合計入場者数は約8万8千人。

そしてその
報道を受け、
上方落語の
桂南光師匠が
(ご自分でも義太夫節を
お稽古されている程
大の文楽ファンです)
大阪、毎日放送の
「ちちんぷいぷい」
(関西ローカルですけど
こちらではとっても
人気の番組)
という放送の中で
怒りのコメントと共に
文楽に大いなる
エールを送って
下さったお蔭かと。

感謝、感謝です。
嬉しい気持ちと共に
更に嬉しかったのが、
朝日の記事の中の
公演前半だけで
入場者が1万3千人
という所。
これは一日にすると
昼夜とも540人以上。
戎さんを過ぎれば
特に夜の部など
寂しいさみしい客席が
当たり前だった
例年を思うと
これはもう連日
大入り満員に
等しい事。

このままいけば
この公演、
2万人を
大きく上まる
観客動員。

補助金騒動の
直ぐ後で、
皆様の後押しを戴いた
昨年でも
正月は
2万1千人
だった事を思うと、
本当に驚くべき
お客様の数。

表面上は騒動が
収まった今でも
文楽を愛し
「文楽応援したろか」
というお気持ちを
ずっと持ち続けて
下さったからこそ。

記事の中では
そのお客様方が
積み上げて下さった
公演前半の成果を
さらっとスルーして
しまったのが
残念で、
このブログには珍しく
リアルタイムで書きました。

記事があっても
なかっても
えべっさんが
終わっても、
変わらず通って
下さった皆様。
ありがとうございます。

もちろん
新聞御覧になって
「こりゃ何とか
したらなアカン!」
とおっとり刀で
寒い中
お出掛け下さった
皆様にも
心より感謝。
こんな嬉しい事は
ありません。

26日の楽日まで
皆様の温かい
励ましのお心を胸に
座員一同
勤めます。

ありがとうございました。

豊松清十郎

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[2014/01/18 23:59] | あせらず清十郎 | トラックバック(0) | page top
ご質問ズバリ回答・3「左や足遣いさん、スバラシイなあ!」
続いての
ご質問は
小割について。

「お人形を見る時
主遣いさんは
勿論なのですが、
左や足遣いさんにも
ああ、スバラシイなあ!と
感嘆させられます。
どなたが遣って
らっしゃるんだろう、
と思う事がありますが、
パンフレットに載せる事は
ないのでしょうか。」

Tさん、有難うございました。
確かにそういうお声は
よくお聞きしますね。

時には主遣いよりも
左や足が目立つ事も。
兄さん方の中には
「ワシの勧進帳の
弁慶の足で
今の嫁さん
惚れよったんや」
とおっしゃる方も
おられました。

文楽劇場の制作担当に
お聞きしたところ、
小割が決まるのが
公演直前、という事と、
千秋楽までの期間中に
勉強などの為
手伝いが変わる事が多い、
という理由で
これまで小割は
パンフレット等に
載せた事はないとの事。

ただ、
同じご要望は
たくさん届くので
色々検討している
というお話でした。

小割を載せる
と言えば、
「十色会」という
会がございます。
これは若手の
人形遣い達が
自力で立ち上げた
勉強会。

こちらではいつも
小割を発表して
おりました。

主遣いだけでなく
左、足も勉強して
その良し悪しも
御覧いただきたい、
という趣旨からですが
その十色会公演、
平成21年以来
五年振りに開催
される予定です。

11月、
大阪公演が
終わった後と
聞きましたが、
只今準備中。
正式に決まりましたら、
またご紹介いたします。

勉強会、と言えば
文楽劇場主催の
「若手会」。
お蔭様で
好評を戴き
一昨年は
東京でも開催。

こちらも大入りの所
昨年は杉本文楽の
海外公演がぶつかり、
若手の一部が
出演出来ない為
東京では開催
されませんでしたが、
今年は復活
致します。

日程は、
大阪が
6月21(土)、22(日)日、
東京は、
やはり6月の
28(土)、29(日)日の
どちらも二日間。

演目、配役等は
まだ未定ですが、
こちらもどうぞお楽しみに。

皆様からの
ご質問、
お返事が遅く
なる場合も御座いますが、
可能な限り
これからも
お答えして参ります。
どうぞお気軽に
お尋ね下さいませ。

ということで、
お聞きになりたい事が
ございましたら
ブログのメールフォームから
お知らせ下さい。
たくさんのご質問
お待ちしております。

豊松清十郎

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[2014/01/17 21:00] | なまけず一所懸命 | トラックバック(0) | page top
ご質問ズバリ回答・2「こいつ怪しい!」
この鬘を使う役は
他にはないそうで
政右衛門、それも
岡崎だけの
スペシャルバージョン。

「なぜこの髪形を?」
とお聞きしたら、
「うーん、政右衛門の
豪傑ぶりを表わす為?
えー、ちょっとその辺は
分かりませんねぇ」
とのお答え。

確かに、
これでもか、
とばかりに
“かぶいた”鬘の多い
歌舞伎に比べ、
グッと写実な文楽で
なぜこの瓦鬢が?

あの緊張感にあふれ
びしっと引締った
衒いという物の
全く無い岡崎の段。
しかも股五郎を追い
関を破って追手のかかる
政右衛門。

よりにもよって
何でまた
あんな髪形を?
あれではまるで
指名手配の犯人が
モヒカン刈りで
警察署の前を
堂々と通りかかる
様な物。

あの姿では
幸兵衛でなく
どんな間抜けな
捕方にも
「こいつ怪しい!」
と一目で知れて
しまいます。

政右衛門が
他の段では
ごく普通の
さむらい髷なのも
不思議。

「菅原」の車曳のように
歌舞伎の舞台からの
影響なのか。
それとも初演から
こうなのか。

うーん、ズバリ
お答えするつもりが、
かえって謎は
深まるばかり。
でも文楽は
分からない事が
多いからこそ
楽しいんです、
よね、みかんさん。

豊松清十郎

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[2014/01/17 11:25] | なまけず一所懸命 | トラックバック(0) | page top
ご質問ズバリ回答・1「政右衛門の髪型はとても不思議です」
お蔭様で初春公演も
賑わいのうちに
後半を迎えました。

休演日前の
新口村では
終演間際に
突然の停電。
ご迷惑、ご心配を
お掛けした
お客様方には
心よりお詫び
申し上げます。

さて、今年はどうやら
松の内に
ご挨拶も済ませ、
公演のこぼれ話も
ご披露出来て
ホッと一息の
このブログ。

お寄せ戴いた
メールの中に
幾つかご質問もございました。
本日はそれに
お答え致しましょう。

まずは、みかんさんから。

「伊賀越え通し、
東京で2度、大阪で1度拝見、
堪能しました。
見るたび、今まで何を見ていたの、
という新しい発見がありました。
文楽は分かりやすくないからこそ
楽しい、といつも思います。
さて政右衛門の髪型は
とても不思議です。
なんという髪型なのでしょう。
本当にこんな髪型の
飛脚がいたんでしょうかね?
想像していると楽しいです。」

みかんさん、
いつもたくさんのメール
有難うございます。

床山の
高橋さんに
お聞きしたところ、
この髪形の名称は
瓦鬢(かわらびん)。

2117-130115.jpg
こちらが瓦鬢(かしらだけの写真が無くてすみません)

前に大きく張り出した
鬢の形から
こう呼ばれています。

この髪形、
通常の鬢の前に
更にもう一枚、大きな鬢が。

勿論あの頃の
飛脚たちが
あんな姿で
東海道を
走った訳ではありません。
お芝居の上だけの
誇張された髪型です。

豊松清十郎

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[2014/01/16 21:22] | なまけず一所懸命 | トラックバック(0) | page top
新春公演始まっております・6「お待ち致しおります」
公演も半ばに
近付いたある日
お客様から
素敵なお土産を
頂戴しました。
その名も
「忠兵衛せんべい」。

2492-140112.jpg
なかなか素敵な包み紙

2497-140112.jpg
大和路忠兵衛カンパニーは
シニア主役の市民グループ


今回の舞台となった
新口村、現在は
橿原市新口町。
近鉄八木から
橿原線でひと駅
行った所です。
(駅名は新ノ口ですが)

こちらの善福寺には
忠兵衛の供養碑も
残っております。

地元の名士(?)
忠兵衛で町おこしを、
とシニアの皆さんが
立ち上がり、
誕生したのが
このおせんべい。
こちら添加物は
一切使わず、
一枚一枚
心を込めた
手焼きの為、
形が不揃いなのも
ご愛嬌。

2504-140112.jpg
形が小判型、というのも凝ってます

口に入れると
硬さも程良く、
優しい味わい。

現在は
常時販売していない所を
私の為に
わざわざ頼んで
焼いて貰ったとのお話。

有難うございました。

2502-140112.jpg
忠兵衛さんもお喜び

もし興味のある方は
一度こちらに
ご連絡されてみては
如何でしょうか。
注文あり次第
焼き上げて、
送っても戴けるそうです。

大和路忠兵衛カンパニー
0744-24-1417
米田様

忠兵衛せんべいの
優しい甘さに
癒されて、
千秋楽までの長丁場
精一杯勤めます。

今年一年の
これからを占う
正月公演。

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お待ちしております

益々の
ご来場を
お待ち致しております。

豊松清十郎

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テーマ:豊松清十郎 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2014/01/13 18:00] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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