12月公演御礼・4「来年も頼んまっせ!」
折角なので(?)
トリビアを
もう一つ。

引き廻しの慣例に従い
菰を敷いた裸馬に乗って
刑場に引かれるお駒。

2195-131229.jpg
駄馬です

その菰の上に
こんな物が。
実はこれ滑り止め。
馬の背に揺られて
足の形が崩れぬ様にと、
今回足を遣ってくれた
玉誉君のアイデア。

2194-131229.jpg
むむむっ?

これがまたスグレ物。
菰と絹物の衣装を
ピタッとくっつけて
全く形が変わりません。
こちら、
100円ショップで
購入したもの。
いやぁ今の100均、
使えます。

2260-131229.jpg
お試しあれ

因みに今回の
馬担当は、
勘介君。

この所、
馬役を勤める機会の多い
勘介君、
「こうなったら
芝居に出てくる
全ての馬を
制覇して見せます!」
と意気込み(?)は十分。
新年は、
ウマ年、
来年も頼んまっせ!

豊松清十郎

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[2013/12/30 21:15] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
12月公演御礼・3「皆様も一度お試しを」
さて、それでは
本日は
(何がそれではなのか
分かりませんが)
鈴ヶ森で縄目に遭う
お駒ちゃんの縛り方を
お目に掛けましょう。

まず、
長めの黒紐を
後ろに付けておきます。

2212-131229.jpg

縛り紐は最後に
縄目を解かれる為
本当には縛れず、
1本の縄をこの様に
結んでおります。
数珠も一緒に
付けておきます。

2209-131229.jpg

左手の差し金が
邪魔になる為、
布で出来た
「パン手」
という手を使います。
普段はツメ人形の
船頭などに用いる手。

2243-131229.jpg

普通パン手は
手先だけですが、
縄を掛けたときに
肘の形が出る様に
このお駒には
二の腕が
付いています。

2249-131229.jpg

準備が出来たら
先ず黒紐で一度
縛っておいて

2213-131229.jpg

用意の縄を首に掛け

2214-131229.jpg

後ろで結べば、

2215-131229.jpg

ハイ完成!
目出とう
哀れにできました

2224-131229.jpg

皆様も一度お試しを。

豊松清十郎

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[2013/12/30 18:30] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
12月公演御礼・2「そこにリベンジを」
さて今回、
私が勤めましたのは
城木屋の
お駒。
可愛らしいその名も
実説ではこれが何と
お熊。

多額の結納金を
返さずに済むようにと
何度も夫の
殺害を計画。
その美貌と
悪行との落差に
江戸の町では
大変な評判を取り、
市中引き廻しの際には
その沿道に多くの人が
群れをなしたとか。

お熊もその期待に応え
白無垢の襦袢に
黄八丈の小袖、
水晶の数珠を
首にかけるという
何とも目に立つ
派手な粧い。

2238-131229.jpg
この姿がそのままに

「恋娘」でも
その辺り
上手く芝居の中に
取り入れていますが、
これが実際の姿
そのままだったとは
何とも驚きです。

初役で挑んだ
今回のお駒、
縄目を受けて
左腕一本で遣う
「鈴ヶ森」の段では
昨年4月、大阪で
「雪姫」の役を戴き
苦しんだ時の経験を
少しは生かす事が
出来たように
思います。

しかし
「城木屋」では
気儘で奔放で
それでいながら
才三様一途の
可愛いいお駒を
お伝え出来ず・・・
もしまたこの先
もう一度、
このお役が
巡って来る事が
あるならば、
次回はそこに
リベンジを、と
思っています。

2235-131229.jpg
次回は必ずリベンジを

豊松清十郎

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[2013/12/30 15:42] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
12月公演御礼・1「本年最後のご挨拶」
いよいよ平成25年も
残すところあと僅か。
今年も文楽を
御贔屓にあずかり
ありがとうございました。

来年も宜しくお願い致し
・・・っと
いやいやいや
これで締めては
いけません。
それではあんまり
おざなりな。

東京から博多座へ
そして、
帰阪すれば直ぐに
新春公演のお稽古と
忙しさにかまけ
更新をすっかり
怠っておりました。

これが本年最後の
ご挨拶。
無精な事をせず
一々御礼
申し上げねば。

という事で
まずは12月
東京公演から。

最初に御覧戴くのは
恒例、吉例となりました
大入り袋のご披露。

2254-131229.jpg
これにて今年も
満願成就
ありがとうございました


師走の寒風もものかは
詰めかけて下さった
皆様のお蔭を持ちまして
今年も東京四公演
全てに大入りとなりました。
心より御礼申し上げます。
有難うございました。

今月120年振りに
手摺りにかかった
「大塔宮」、皆様には
どの様に御覧
戴けましたでしょうか。

演者は楽日まで
工夫を重ねて
おりましたが、
何分にも久々の上演。
一部には少々
冗長に感じられた
お客様もあった様子。

このまま、また
120年待つのは
勿体ない。
三業力を合わせて
もっと練り上げ
テンポアップ、
近い内に大阪での
再演を目指します。

2190-131229.jpg
頑張ります!

豊松清十郎

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[2013/12/30 10:32] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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