今年も有難うございました(その2・お正月は3日から)
振り返れば年の始めから、
補助金問題で揺れた
今年の文楽。
皆様にも様々御心配を
お掛けしました。

先の見通しが立たず
話し合いを続ける中で、
舞台に集中する事が
難しい時もありました。
しかしそういう中で、
たくさんの素晴らしい事に
気付かせて戴きました。

戦後の苦しい時期から
文楽協会、そして文楽劇場と
一つ一つ積み上げて、
日々の暮らしに心配無く
舞台に専念できる環境を
築いて下さった
先輩、師匠方の御苦労。

「文楽が危ない」と聞いて
本当に驚くほど素早く
立ち上がって、
文楽に対し
温かな目線で
報道して下さった
マスコミの皆さん。

日本の文化にとって
文楽は大切な物なのだ、
という事を当事者ながら
もう一度
思い直しました。

そして日々の暮らしの中で、
「文楽が危ない?
なんとかしてあげたいなぁ」
とあちこちで声を挙げて下さった
日本全国の皆さん。
日頃ご無沙汰のお客様からも、
「頑張って下さいね」
と激励の御言葉を
度々頂戴しました。

なかなか公演には通えずとも、
「文楽は大事にしなくては」
と感じて下さる方々が、
こんなにもたくさんに
いらっしゃったという事を、
心強く、頼もしく
有難く感じました。
皆様本当に
有難うございました。

その盛り上がりの中で、
実際に後半の大阪公演は
続けての大入り。
そして
東京、博多座と
大入りの中で今年を
締めくくる事が出来ました。

この良い波を力にして、
この所グッと増えた
文楽初体験の方にも
また来て戴ける様に、
舞台は勿論
公演前のイベントなどにも
力を注ぎたいと思います。

文楽の在り方について
色々と考える機会の
多かった今年。
その中で学んだ事、
気付いた事を
新しい年に
生かして行きたいと思います。

お正月は3日から。
文楽劇場で
お待ち致しております。

皆様どうぞ良いお年を。

豊松清十郎

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[2012/12/31 10:00] | あせらず清十郎 | トラックバック(0) | page top
今年も有難うございました(その1・鬼にいくら笑われても)
新春公演の御稽古を
年の内28日で終えて、
世間で言う所の御用納め。
後は年越しを待つばかりと
なりました。

12月東京公演は変わらぬ大入り。
今年も全公演大入り袋の
御披露が叶いました。
久し振りの上演となった
「高野山の段」。
皆様どのように
御覧戴けましたでしょう。

大入り東京公演

続いて一年納めの
博多座公演。
こちらも大入り満員。
ここ数年にない
本格的な冬到来で、
劇場の外は強い北風の中
小雪もチラついていましたが、
客席はお客様の熱気で
熱い舞台となりました。

大入り博多座

上手く言葉で表せませんが、
博多座の客席には
東京、名古屋、大阪とは
また違った反応、
盛り上がりがあって、
毎年楽しみ。
けして、けっして
博多の美味だけが
眼目では御座いません(汗)。

そしてこの盛況を受けて、
来年も変わらず
開催の運びとなりました。

やはり年末、
12月21(土)、22(日)の両日。
これも千席を超える
博多座の客席を、
満員にして下さった
お客様のお陰。
御礼申し上げると共に、
鬼にいくら笑われても
一年先のお越しを
今から心より
お待ち致しております。

豊松清十郎

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[2012/12/30 08:53] | あきらめず文楽一途 | トラックバック(0) | page top
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